怒り


38個


1「理不尽な差別…弱いもの虐め…それってさ、泥沼や鼠とどっちが汚い?僕は君たちみたいな奴等の方がよっぽど汚いと思う。もう、二度とするな…!次同じ事をしてみろ…許さないからな」



2「いつも…いつもいつも言っているはずだ。

僕のことをこれ以上怒らせないでくれ。

僕は何か難しいことを言った?

言ってないよね。

もう言わせないで。頼むから。」



3「…僕は馬鹿じゃないもんっ!違う!馬鹿じゃないー!違うもん!!うー…!!馬鹿って言う方が馬鹿なんだい!」



4「ん?別に。もういいよ。僕には関係無いし。

…何?もういいって言ってるじゃん。君はそういう人なんだからさ」



5「何でこんな事したんだよ!お前、あいつの気持ち考えたかよ?なぁ。聞いてんのかよ。何笑ってんだよ。ふざけんな!!」



----✂︎----2018年----✂︎----


6「何でだよ…俺とお前は出会ったばかりだろ?なんでそんな…平然な顔して、"私はもうすぐ死ぬんだ"なんて言えるんだよ!
意味わかんねぇよ……」



7「てめぇは…いつもいつも自分ばかりが正しい面しやがって!!ふざけるな…お前のせいで、俺達がどんな扱いをされているのかも、どんな思いでいるのかも知らねぇくせに。
そんなにてめぇが偉いのか!!俺らの人生決めれるほど、てめぇはそんなに偉いのかよ!!」


8挫折と成功「挫折したから何だ。…挫折したから何だと聞いている!!

……俺は天才なんかじゃない。今は成功したからそう言われているだけだ。

挫折して、挫折して挫折して挫折して!!…他人の数倍挫折をしたからこそ、今があるんだ。

お前は何だ。俺と同じ数…いや。それ以上の挫折をしてきたのか。

舐めてんじゃねぇよ。挫折すらも怖がる弱虫が…簡単に成功を手にしようって?それこそ、天才だな。」



9「なに。もういいって言ってんじゃん…謝んないでよ!

…なら聞くけどさ。アンタ、私の事どんだけ裏切ってきたのか分かってる?

…信じてたのに。

謝るくらいなら、私の信じてきたアンタを返しなさいよ!!

…無理なんでしょ。」



10「アンタは何にも分かってない!俺は、アンタに全てをかけてきた。

好きなモノ、大切なモノ、全てだ!…なんなんだよ…ギリギリのところで期待させて…遊ばせるだけ遊ばせておいてコレかよ…。

好きなモノも、大切なモノも、アンタに費(つい)やしてきた時間も体力ももう戻らない事は分かってる。

…だからもう、頼むから死んでくれ。」



11「怒るのは当たり前だろ?

感情的になって欲しくないのも分かるし、お前の性格上、相手にやり返せねぇのも分かるよ。

けどな、黙ってらんねぇんだよ。

悪いな。大切な人間が傷つけられるの黙って見ていられるほど、俺は人で無しじゃ無いもんでね。」



12「へぇ。じゃあオジサンはさぁ、この金をそっくりそのまま貰えるのなら、家族はどうなったって良いんだ??ふーん。

…馬鹿だなぁ。

自分の欲の為になら、家族だって見殺しにしちゃうんだ?

良いご身分だね。

だって…そうでしょう?

父親だからって、家族の生死まで勝手に決めちゃうんだから。

本当…これだから汚い大人は嫌いだよ。

家族より、何より…自分が可愛くて仕方がないんでしょ?

じゃあ聞くけど……なんでそんな家族作ったのさ?」



13笑顔の君が大嫌い「いっそのこと全て狂ってしまえば良いって。そう思ったんだ。

何でだろうね?いつも、当たり前の日常が続けばいいってそう思って来たのにさ。

…何でそうやって笑っていれるの?

僕は何もかも…失ったのにさ。

いい加減、その笑顔辞めてくれないかなぁ!!

ムカつくんだよ…!!消えろよ!!

はぁ…はぁ………ねぇ…。もういいよ。どうせまた、"悲しいのは貴方だから"って笑うんだろ。

もう、お前の笑顔はうんざりだ。」



14「…苦し紛れについた嘘などに価値は無い。

嘘は、人の幸せを願う時にのみ許される。

だが、貴様の嘘は違う。自我が都合の悪い事から逃げる為。

つまり、私利私欲(しりしよく)の為。自我の欲ばかりに任せた嘘だ。

…もういい。謝って済む話しじゃない。死んで償(つぐな)え。」



15「愛し…愛されていた。

私は満たされていた。

その愛があれば、それさえあれば…何も要らないとさえ思った。

何故奪った…?何故…失った…?

怒り…悲しみ…そんなものでは表し得ない。

……殺す。

お前が私から奪った全てを、私がお前から奪ってみせる。」



16有言実行できぬなら「守りたいと声に出すことは誰だって出来る。

貴方は、今までそうして来なかった。危なくなれば身を隠し、戦いはしなかった。

それで…何?

今度は英雄面をしておいて逃げるんですか?

ふざけないでください。

もう、此処に貴方の居場所も、守るべきモノも無いんですよ。

出ていってください。」



17「……膨大(ぼうだい)な額の税金の取り立て…国家の為と偽(いつわ)って無駄に消えていく何億何兆円の金…女を抱いて遊び腐る政治家共。

政治家はこれだから嫌いなんだ…!

民を見ずして何が政治か!!

政治家と仮にも名乗るのなら、まずは民を見よ、この国を見よ!!

さすれば苦しむ人々の声が聞こえよう。

この声を聞けば!!この腐った世界を…少しでも、変えられるはずだ。

政治家って、それだけの力をちゃんと持ってるんだから…!」



18「結局さ、アンタにとってはさ。

アイツの事なんか

どうだって良かったんだよね。

…冷たいね。

あんなに裏切らないって言ってたのにさ」



19「ばっかみたい。

本当は痛いくせしてさ。

"痛くない"って良い子ちゃんぶって。……痛いなら痛いって言えよ!!

そうやって一人だけ悲劇のヒロイン演じちゃってさぁ!

そういうの、ムカつくんだよ。」



20「…どうせ死にに来たんなら、迷惑かけない内に一人で死んでくれ。

皆、この狂った空間の中、どうやって皆で帰るか必死で考えてんだよ。

自分勝手に行動する奴が一人でもいたら…皆殺しになるがオチなんだ。

お前の様な奴が、一番迷惑なんだよ!!」



21「何見てんだよ?

気に食わねぇんなら、このまま轢けば良いだろ。

どうせ、私が生きてたって…誰も得なんかしねぇんだ…。

ほら、殺せ!!私のことを…殺してくれよ…!」



----✂︎----2019年----✂︎----



22「おい!!何死んだ蛞蝓(なめくじ)みたいな目ぇしてんだよ!

しっかりしろ!!

お前なぁっ…まだ死ぬには早いだろ!

生きる価値がねぇだぁ?…馬鹿か!

お前が死んで悲しむ奴がいる限り、お前の生きる価値は金や物なんかじゃ計れねぇ。

お前が死んで良いのはなぁ!

悲しむ奴が居なくなった時か、てめぇに寿命ってやつが来たときだけだ!」



23兵器等要らない。「最低!貴方みたいな人がいるから、世界は平和にならないのよ。

昔は国中のみんなが笑って暮らしてた。

生まれてから死ぬまでいつだって幸せだった。

貴方が来たからっ…貴方が幸せを奪ったからっ……。

なんで……此処に来たの?なんで此処だったの??

答えてよっ……。

国中の人が…貴方をどんなに慕(した)い…どんなに…信じてきたか分かる?

国を守る救世主だって…皆がそう思っていた事…知っていた?

戦争をするためにだけ産み出された兵器なら…この国には必要無いのよ。

緑豊かで平和な国。それで良かったのよ!!

…壊してあげる。私がっ…貴方を壊してあげる!!」



24「バカ野郎!!失った時はもう二度と戻って来ねぇ…。

今この時が無駄なんて、んな事言ってんじゃねぇ!

お前の無駄なこの時を…生きたかった奴がいる。

お前が嗤(わら)ったこの時を…!喉から手が出るくらい…這いつくばって手を伸ばしたいくらい…欲しかった奴がいる!!

それでもテメェは!この時を馬鹿にできんのか!!」



25「言葉を紡ぐのが簡単だってんなら!このどうしようもない気持ちのやり場をどう作れば良いのか教えてくれよ!!

僕は我慢してきた…文句を言わずに言われた事をやっていろと誰もが言うから!!

だから何も言わずにただ忠実に物事を進めてきた。

言葉は話せないわけじゃない…奪われたんだ!!俺に言葉の紡ぎ方を忘れさせたのはアンタ達だ…!!

それなのに今になって言葉も言えないのかだと!?ふざけるな!!」



26絶望と怒り「何故人は泣くのか。何故叫ぶのか。

世界を自分達の手で散々汚してきたくせに……その世界が滅びる時には、"お願いだから壊れるな"って泣きわめいて……。

何でこんなにも身勝手なのだろう?

世界は滅ぶ。ヒトが住み着いてしまったが為に滅ぶ。

これは今さら変わらない。夢じゃなく現実なんだ。」



27「アンタには無理。絶対に無理…。神は、アンタの様な能無しに力を貸してくれる程優しくは無いの。

神は残酷…人々を平等になんか見ていない。

アンタには越えられない。神に見定められる程の器じゃない。

………分かるでしょ。」



28自殺「止めろ…止めろ止めろぉ!僕に近づくなッ。僕はただ死にたいだけだ!こんな醜い世の中はもう嫌だ!!死なせてくれッ…死なせてくれぇ!!

ッ……ああ…はぁ…はぁ…なんで…なんで……なんで僕を止めた!!

もう…死なせてくれ…楽にさせてくれ…僕の人生、終わりくらいは僕自身が決める!!

………なぁ…なぁなぁなぁ…なぁ!!

僕は…僕はどうしたら良い…僕を止めるなら…行くべき道を教えてくれ…中途半端な助けなんか…いらないんだよ。」



29「辞めたくたって、辞められないんだよ…!

何なんだよ!

善人ぶって"そんなに辛いなら辞めろ"って?

簡単にほざくんじゃねぇ。辞められるなら、もうとっくに辞めてる。力で人を捩(ね)じ伏せるなんて、趣味じゃねぇからな。

でも…俺にだって守りたい人がいる。

他人の為とか綺麗事ぬかしてる場合じゃねぇ。

俺は俺の守りたい人の為に…他人を殺さなきゃなんねぇんだ。

その為なら…俺の人格の1つや2つ…歪(ゆが)めたって構わない。

分かったら退(ど)け!!此処は俺の進む道だ。」



30情け程辛いものは無い「…いいんだ。

俺は負けた。これはお前のだ。

遠慮なんか要らない。

俺は後継者に相応しく無かった。ただそれだけの事だ。

○○…いい加減、気づいてくれ。お前のその優しさが、時には人を傷つけるんだ!!」



31「"すみません"って謝れば済むとでも思ってるの?

残念。無理だね。何でって…そりゃあ、僕の怒りはそんな事で静まる程ちっぽけなモノではないからだよ。

……教えてやるよ。どうすればコノ怒りがおさまるのか。

それは、君という害悪な存在が目の前から消えること。そしてもう二度と現れないこと。

いや、違うなぁ。

この世にも、あの世にも存在すらしない事だ。」



32「ああ、ごめんごめん。俺、こう見えてちっぽけだからさ。

こんなに小さな事でも、すぐ頭に血のぼっちまうんだよなぁ。

でもさぁ?俺をキレさせる方がわりぃんだ。

殺されても、文句言うなよな。」



33「テメェら…いつまでも いつまでも…俺が黙っているとでも思っているのか!!!

コチとら散々 歯食い縛って我慢してやってんだ……覚悟は出来ているんだろうなぁ??

ああ…止めても無駄だぜ。俺はなぁ…大事なモン傷つけられてまで…黙っていられる様な…そんな奴等とは、違うからよ!!!

この怒りが収まるまで…止めらんねぇんだよ!!」



34「うっせぇ!迷ってる暇があったらやるぞ…。どーせ逃げ場なんか無いんだ。

死んだら後悔する事も出来ないんだぞ。

だったらやってみるしか無いだろうが。

お前を見ていると、いつもイライラすんだよ。

考えているから黙ってろだあ?

考えて何か進むのか?進まないだろうが。

考えているばかりで何も行動しやしねぇ…。

お前なんかなぁ!!そのまま何もせずに死んでろ!!!」



35「貴様に何が分かる!!!

今まで利用されるだけされて…用が済んだら"ああそうですか"って棄てられて!!

それでも…人を信じる事を辞めたく無くて…ずっと苦しんできた。私の何が分かるって言うんだよ!!

分かりっこ無いんだ…今までだって…そう言ってきた奴は皆裏切り者だった…。

信じれないよ…もう恐いんだよっ!!!

お願いだから、…嘘なら嘘だと言ってくれ…。

裏切るなら信じさせないでくれ…。お願いだから……。お願いだから……。」



36「ねぇ…あんまり僕のトモダチを虐めないでよ…。

確かにソイツはちっぽけで…ちょっとばかり面白い奴だけど…。

本当に大切なトモダチなんだ。

……はぁ、僕をあんまり怒らせないでよ。

言って分かって貰えないなら、僕だって手を出さなくちゃいけなくなるんだよね。

………返して。僕のトモダチ。」



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37発明家の失敗作への狂った怒り「この失敗作が!!!

…いいか?お前は出来損ないなんだ。

私にとやかく意見をするんじゃない。

お前のパーツを有効活用出来る。これ以上に幸福なことなんて無いだろう?

お前には視覚も、音声プロセッサーも要らない。

どうせスクラップになるしか無いんだ。

お前には何一つ、無くて良い。

ああ、やっとだ。やっと…!完成した。

ふふ、はははは!!!完璧、完璧だ。

さぁ、可愛い息子よ。私が父だよ?」



38「自由も大概にしろよ!!

なんでいつもお前は、危ないか危なくないかって判断すらつかないんだよ、?

下手したら死ぬかもしれなかったんだぞ!!分かってんのか…!

自由にして構わない…確かにそうだけど

ちゃんと自分の身は大切にしてくれ…」



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