学校


23個


1学級委員長「黙れ黙れ!僕は学級委員長!

成績優秀!スポーツ万能!可愛いくて良い子!先生はもはや僕の言いなりだ!

あー!黙れ黙れ!僕は学級委員長!言うこと聞かないやつは、先生にチクっちゃうんだからなー!!」


----✂︎----2018年----✂︎----


2風紀委員「んん?ちょっと!そこの男子!何を騒いでるんですかっ?…全く何を理由にせよ、騒いでいては真面目に勉強している生徒達に迷惑ですから…そんなに騒ぎたければ校庭に出て騒いで下さい。」



3「きゃぁあ!?ちょっとぉ男子!スカートめくりなんかするんじゃなぁあい!次したら、この○○の必殺奥義!フロント キック スマッシュJKをお見舞いするんだからね!!」



4登校:待っていた幼馴染「お、やっと来た。コラ、寝坊やぞ~。この寝坊助。

…ほんなら行こうか。ちゃっちゃと行かなホームルーム始まる。

……てか、寝癖ついてんぞ(笑)

ほんま、しゃーない寝坊助やな。」



5修学旅行は北海道「はぁはぁ、…うわぁ。スキー…お上手なんですね!凄いなぁ。私なんて、スキーもしたことなくて、初心者コースでも、もうやっとで…え?一緒に!?イヤイヤそんな、こんな下手っぴに合わせて貰っちゃ悪いです!!

ええ?…良いんですか?フフッそれもそうですね。1人で滑っていても、つまらないですものね!ありがとうございます!」



6学校(夕方の教室:ばいばい。綺麗事くん)「ん?ああ。君かぁ。

何で戻ってきたのさ?綺麗事くん。

…"嫌な予感がした"ねぇ…ふーん。

出来れば君だけにはこんなとこ、見られたく無かったのに。

僕…決めてたんだよねぇ。

大嫌いな奴には僕の弱いとこは絶対晒(さら)さないって。

そして、僕は君みたいな綺麗事しか言えない綺麗事くんが大嫌いなんだよね!!

それなのに、君ときたら…人の見られたく無い所までズケズケと土足で踏みいってくるんだから。

……謝罪なんか要らないんだよ。

僕はお前に消えて欲しいの!!

………分かった?分かったなら早く出ていってよ。

……"また明日"…ねぇ。

……僕、明日にはもう居ないけど。ばいばい。綺麗事くん。」



7優等生な僕がイイ?「周りの大人達の褒め言葉なんてもう飽きた。

どうせそれは心の底から出た言葉なんかじゃないし、それは僕に"優等生"で居続けて欲しいがための言葉なんだ。

…僕はずっと騙されてた。

何もかも他人の言葉のまま受け入れて…馬鹿みたいだよな。

…………いいよ。

これからも、僕は"優等生"で居続ける。

だから…僕から目を背けるのは、もう辞めてよ。」



8「っ…!!好き!?

せ、先輩…何言ってんすか!?

冗談だったら、俺怒りますよ…(苦笑)

ほ、本気!?そ、それってつまり…俺達、つ、付き合っちゃうって事すか!?

え、後輩として…?す、すみません。(涙)」



9「先輩は、俺の事が…好き…嫌い…好き…嫌い…好き!!…!?

好きぃ!?イヤイヤ…そんなわけ!

もう一度。好き…嫌い…好き…嫌い…好き!!っええ!?

は、花占いで、二回も好きって出るなんて…これはもう、間違いなく…先輩は俺の事が好きなんだぁあ!(照)

じ、女子から告らせるとか、それは男としてどうなんだって話だよな!

ここはもう、男として、俺から!!

!!先輩!?、おつかれさまですぅう!!」



10飛び降り自殺「うるせぇ。うるせぇ。うるせぇ。

"大丈夫?"じゃねぇよ。

誰のせいでこうなってると思ってるんだ

全部全部…お前らのせいだよ。

お前らのせいで、今俺はこうやって屋上から真っ逆さまだ。

……いい気味だろう?

お前らが散々消えろ消えろだぁこいてた奴は、今こうやって死ぬんだからよぉ。」



11宣戦布告「…先輩。今まで、先輩の事が怖かったです。

先輩のする事に口出しなんか出来なかったし、先輩の言うことが全てだとずっと自分をなだめてきたんです。

…でも、これからは違います

見ていて下さい。僕、今に変わって見せますから。」



12入学式前「ほらほら。

そんな俯いてないで。

笑って!

ちょっぴり大人になった私に、

ピースは?? 」



13テスト勉強(謎の自信)「みんなテスト勉強してる??へぇ~そうなんだぁ。

次の範囲難しいんだ。うんうん。そうだよねぇ。

え?私?うん!明日から頑張る!!(ドヤッ)」



14図書委員「えっと…これはこっちで…この本は…こっち。ん?何サボってるんですか?

本の整理、ちゃんと手伝って下さい。

元々貴方の仕事なんですから。手伝って貰ってるってだけでも感謝してくださいね?

…ほら、早く。その本はあっちです。」


----✂︎----2019年----✂︎----


15君が消えた教室「こうなっていたのが私だったら

どんなに素敵な世界だっただろうと

私はいつも考える。

だって、君が消えたこの教室は

こんなに色が無くて、つまらないから。」



16図書室の虫「よく皆は、ガリ勉だとか…ジミーズだとか…つまらない奴だとか言うけど。

僕は本の素晴らしさ、面白味を知らない皆のほうが…よっぽど つまらない奴らだと思うんだよね。

……例えばほら。此処を見て。

主人公がとある迷路で、ある女の子と出会う所なんだけど…。

この主人公の心境を考えてみると…読んでるだけの僕が、すごくドキドキしちゃうんだよね。

…ほら、本の中では恋だって出来る……。あ…例えばの話だけどね!!

でも…本って素晴らしいでしょ?」



17「おはよ!

……なんか、変な感じ。昨日まで君の後ろ姿を眺めながら登校してたのに…今日から横顔見ながら登校出来るんだね…。

なんか、顔みたいんだけど…恥ずかしくて見れないや。

ごめんね?下ばっかり向いちゃって。

あ、あのっ……これから…その…彼女として、よろしくお願いします(小声)」


-----✂︎----2020----✂︎-----


✄------------2021------------✄


18「あ、またお菓子食ってる。

お前さ、学校に行くんだから…いい加減鞄(かばん)に教科書くらい入れてこいよ。

…ほら、言わんこっちゃない。

ほらよ。酢昆布落ちたぞ。

……やっぱりノート一冊かよ。

そのくせ頭だけは良いんだから驚きだ。

……はいはい。分かってるよ。

教科書見せんのは、お前の隣の席になった俺の仕事だからな。」



19蛇口の向き上にして直接水飲む女子って可愛いくない?「…なに?うっさいなぁ。

水筒忘れたんだもん。女子は蛇口から水飲んじゃ駄目だとか、そんな校則無いんだから別に良くない?

はぁ!?な、何変な目で見てんのよ変態!!もう一生近づくなぁ!」



20転校までの最後の日「馬鹿…。もう、見送りに来てくれないんだって思っちゃったじゃん…!

学校…一週間も休んでさ…。

最後までもう会ってくれないのかなって、思ったじゃん…!

約束…だからね。

…もう、忘れたんじゃないでしょうね?

絶対、帰ってくるから。

その時…まだ〇〇に好きな人いなかったら、私を〇〇の好きな人にしてよ。

…約束だから!」



21剣道部の先輩「ふぅー。腕を上げたな!〇〇。

前は簡単に2本とれていたのに、今ではそれも一苦労。

ん?べつに、悔しくなんかないぞ?

私もまだまだだが、後輩の成長をとても誇りに思っている!

一緒に強くなろうな。目指すは全国だ。」



22高校の卒業「はぁ~あ。卒業かぁ。

なんか、不思議な気分。

学校だるいなぁ~。とか、先生うざいとか、後輩は言うこと聞かないとか、よく言ったものだけど

もう来ることも無いんだな。…もう、愚痴ることも無いんだな。

……………ズビッ(鼻をすする音)…変なの。」



23焼きそばパン「ハムッ(かじりつく)

ふふ~ん♪いただきっ。

いいじゃん一口くらい!ケチケチしなくてもさぁ?

自分の分?いやぁ、だって売店の焼きそばパンって、すぐ売りきれちゃうじゃん。

私みたいな、か弱い女子はその争奪戦(そうだつせん)を勝利することが出来ないのである!

と、いうことで。ア(口を開ける)もう一口!」



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