掛け合い


79個


1.留学

a「ただいま。」

b「え、どうして..?」

a「どうしてって?」

b「外国に留学するんじゃ...」

a「留学より、お前(君)と一緒にいる方が重要だから。」

 b「...もう、ばか...。(泣)」

a「泣くなよ。よしよし。」



2.諦めなよ

a「お前、可愛いんだからさ」

b「え...?」

a「あんな鈍くさい男じゃなくたって、他にもたくさんいるだろ。男なんて。諦めた方が良い。」

b「う..うるさい。」

a「え??」

b「例え諦めたとしてもっ!私はあなたみたいな人の気持ち考えないような奴のこと、好きにならないから!!」


3.本当に?

a「あ、あなたの事が好きです!付き合ってください!」

b「うん。こちらこそ、よろしくお願いします。」

a「えっ!えええ!ほ、本当!?本当にいいの?」

b「うん...。」

a「本当に、私でいいの?本当に好き?」

b「..うんって言ってんじゃん。うるさいな。」

a「あ...ごめん...(汗)」

b「...本当に...好きですけど。...///」

a「う、うん...////」



4.ずっと一緒。

a「なぁ?○○」

b「なぁに?」

a「俺さ、ぜってー大物になって、○○のこと幸せにする。今は辛い思いさせるかもしれねーけど、信じて一緒にいてくれねーか?」

b「うん。私、待ってるよ。ずっと。絶対幸せになろうね。」


5.仲直り

a「なぁ、」

b「...ん..なに。」

a「ごめんな。冷たくして。不安にさせたこと..反省してる。」

b「私も、ごめん。疑って。君の気持ちに気づかなくって。」

a「いいんだよ。そんなこと。すき。」

b「私も。」


6.寂しがり屋。

a「寂しかった?」

b「...うん」

a「ごめんね。」

b「いいの。べつに。」

a「手、繋ご?」

b「いいよ。」


7.バレンタインは手作りで。

a「これ、バレンタイン」

b「ありがと!」

a「うん。」

b「...今年こそ手作りチョコ作ってくれると思ったんだけどなぁ。やっぱ作ってくれないか。」

a「..うるさい。今年は手作りなの。」


8.俺の。

a「...何。あの男。」

b「え?友達。」

a「お前は俺のだろ。他の奴なんかとくっつくなよ...嫉妬する...」

b「クスッうん。わかった。」


9.お盆..不安だけど、また君と。

a「ただいま。」

b「お帰り。」

a「久しぶりっ!元気...だった?」

b「うん。元気。」

a「今年も、君に会えて良かった!もう、会えないって思ってたから。」

b「なんでだよ..笑」

a「ほら!!いつ会えるかなんて分からない私より、他の女の子とっ...!」

b「嫌だよ。俺はお前が好きなんだから。」


10.お盆..後悔はしていない。

a「なぁ?俺のこと、まだ好きでいてくれる?」

b「もちろん。ずっと好きだよ。」

a「..なら、ならさ。俺たち、ずっと一緒に」 

b「◯◯くん。..知ってるくせに。」

a「....。」

b「無理だよ。私はもう、死んでるんだから。」

a「...だよな。知ってた。」

b「...うん。」

a「ははっ。俺が悪いんだよな。霊なんかに恋なんて、馬鹿なことするから。」

b「そうだね。君はそう思うかも。」

a「え、?」

b「私は..一年に一回しか会えなくたって!後悔したことなんか一度だって無いけど。仕方ないよね。私は、たかが霊なんだから。」


11二人一緒に..

a「私はもういいから、あなただけでも逃げて..!」

b「何言ってるんだよ!!一緒に生きて帰るって、最初っからそう決めてただろうが!」

a「このままじゃ..二人とも死んじゃうよ...」

b「死なせやしねぇ。俺がぜってーお前を守る!!」

a「..ごめん。ごめんね。」

b「馬鹿..置いていけるわけねーだろ。お前は無事に連れて帰って、俺が嫁にもらうんだからよ!!」


12.アンドロイド

a「どこへ行くんですか、?ねぇ?」

b「...どこへでも良いだろ。」

a「どこへでも良くありません。..外は苦しいですよ。何もないですよ!?」

b「..しゃべるだけのオモチャなんてもういらないんだよ」



13.魔王vs勇者version1

魔王「ああああ!!どうして..どうしてこの私が敗北しなければならない!!貴様には、勝機など無かったはずだ!!なのに..なのになぜ!!」

勇者「俺に勝機が無かった。確かにそうかもしれない。..だけど、そこに一寸の希望をもたらしたのは、今まで一緒に戦ってきた..支えてくれた仲間がいたから。

...みんなが居てくれるから、俺は勇者でいられるんだ。」



14.魔王vs勇者version2

魔王「ああああ!!どうして..どうしてこの私が敗北しなければならない!!貴様には、勝機など無かったはずだ!!なのに..なのになぜ!!」

勇者「俺に、勝機が無かった..だって?違うな。最初っから勝機が無かったのは、魔王!!てめぇの方だ。

俺はなぁ、端(はな)から、てめぇなんか眼中にねぇんだよ。俺の敵は、父さんも、母さんも、村の人たちも殺した!!大魔王ギル、ただ1人だ!!」



15癖っ毛遊び

a「……変な髪の毛。グシャグシャ~…フフッもじゃもじゃだ。」

b「なになに…コラッ人の髪の毛で遊ぶなー。」

a「可愛い。」

b「やめなさい。(笑)」

a「…ん?やだよ。癖っ毛で遊ぶの楽しいもん。」

b「ちゃんとセットして整えて来てんだぞー。バカ。」

a「楽しい。モジャモジャ~」

b「あー、はいはい。モジャモジャだなー。…(ボソッ)可愛いかよ。」



16今日はハンバーグ

a「ただいま。○○。」

b「●●!おかえりなさいっ。」

a「ん。なんかいい匂い。ハンバーグかなぁ?」

b「よく分かったね!今日は●●の大好きなハンバーグだよ~」

a「フフフッありがと。今日、仕事でヘマしちゃって、疲れちゃってたから、嬉しいよ。」



17猫VS彼氏

a「えーいっ!ペットのくせしてうるさいぞ!こいつは俺のもんだから!!離せこらぁあ!!!」

b「ご主人は僕のご主人だにゃ!!お前にはご主人は渡さニャいにゃ!!ご主人の隣に潜って寝るのも当然、僕にゃんよ~」



18俺でいいじゃん)

a「お疲れ様。」

b「グスッ…うん、お疲れ…」

a「…何。さては先輩にフラれたな?」

b「うっさい…」

a「あの人は駄目さ。好きな女いるみたいだし。」

b「そんなこと、言われなくても知ってる…」

a「もう、俺でいいじゃん」

b「え?」

a「なんでもねぇよ。あほ。」



19馬鹿王子と馬鹿執事

王子「なぁ、じいやよ」

執事「何でございますか?王子」

王子「皆が僕にひれ伏しているぞ」

執事「当然にございますぞ?王子」

王子「なぜだ?」

執事「王子はお偉いお方ですからな!」

王子「そうかそうか。なぁ、じいやよ」

執事「何でございますか?王子」

王子「あの者は僕にひれ伏しておらんぞ?」

執事「当然にございます。王子」

王子「なぜだ?」

執事「あの者は王子の美貌に見とれているのでございます。王子」

王子「そうかそうか。僕は何て美しく、罪な男なのだ。」

執事「ええ、ええ。王子。

貴方様の美貌は国一番にございます。」



20意識してた

a「…なんで来たの?大丈夫って言ったのに…。」

b「馬鹿…大丈夫じゃないことくらい分かる…」

a「あはは…大丈夫だよ!心配しすぎ…大体、君には私のことなんか、どうでも良いでしょ?」

b「どうでも良くない」

a「え…?」

b「いつの間にか…意識してた…。だから、どうでも良くなんか…無い。」



21遠距離恋愛の末

男「ただいま」

女「お帰り」

男「たくさん待たせて、ごめんな?」

女「本当だよ…寂しかったんだから」



22天使と悪魔~ごめんね~

天使「ごめんね?君のこと馬鹿にしたりして。」

悪魔「ううん。こっちこそ。つい、カッとなっちゃって…ごめん。」

天使「私、わかったの。この世に不要なものなんて無いって」

悪魔「…あ、あっそ!気づくの遅いんだよ。ばーか!」

天使「えへへ、ごめんよ!」



23クリスマスプレゼント

a「う~ん。」

b「どうしたの?」

a「んー?えっとね、彼(彼女)へのクリスマスプレゼントどうしようかと思って!」

b「あー。リア充はいいねー。まぁ、せいぜい頑張りな」

a「えー?一緒に選んでくれないの?」

b「やーだね。」

a「もー。もしかして嫉妬してる?」

b「んなわけ。」

a「クスッ。はい!」

b「ん?」

a「頑張って選んだんだからね。クリスマスプレゼント」

b「ばーか。まぁ…ありがと。」

a「えへへ、一緒に選んでくれる?」

b「はぁ、はいはい。しょうがないな」 



24クリスマスプレゼント"失敗したけど"

男「コレ、クリスマスプレゼント!」

女「えっ。本当!?開けてみてもいい?」

男「いいよ!」

女「…え。」

男「じゃーん!花の種!」

女「う、うん。でも…なんで?」

男「え?だって、花が好きだって言ってたから」

女「うん。…でも、育てなきゃいけないんだね。」

男「え、?」

女「育てなきゃいけないよね!?種だもん!」

男「え、あ、うん。」

女「…クリスマスだよ?」

男「うん?」

女「もう少し…考えてくれても良くない?」

男「え…ごめん。気にくわなかった?」

女「当たり前!」

男「分かった!!分かったから!何が良い?何でも買ってくるから!」

女「んー…!もー…!もういいよ…(泣)べつに…そこまでしなくても…いいもん」

男「…泣くなよ…ごめんな?笑わせてやりたかったのに。泣かせちまってさ」

女「ん…(泣)」

男「好き。」

女「私も。」



25ママvs娘 ~パパ争奪戦~

娘「パパーっ!大好き!」

母「むっ。ダーメ!パパは○○が生まれてくる前からずーっとママのパパなのーっ。

娘「ママー!メッ!!パパは○○のなの!」

母「ちがうー。パパはママの!」



26ニート サンタ

サンタ「えー?嘘でしょ?」

トナカイ「本当だよ」

サンタ「え、なに。もう24日?」

トナカイ「そうだよ!!ほら早く起きて。子供達にプレゼント配りに行かなきゃ。」

サンタ「えー…なんで子供になんかプレゼント渡さなきゃいけないわけ。」

トナカイ「クリスマスのメインイベントでしょ?それに、君のお仕事だよ。」

サンタ「仕事って言うけどさクリスマスは子供の誕生日じゃないじゃん。」

トナカイ「え?」

サンタ「イエス・キリストの誕生日なんだよ!」

トナカイ「うん。そうだね。」

サンタ「だから、子供にプレゼントをせがまれる意味なんかない。」

トナカイ「んー、まぁねぇ。」

サンタ「だからプレゼントは、イエス・キリスト一人でいいんじゃね?」

トナカイ「駄目だよ!!」

サンタ「なんで!!」

トナカイ「良いから働けニートサンタ!!」



27クリスマス~ニートナカイ~

サンタ「さ、トナカイくん。今年も一仕事してもらいますよ。」

トナカイ「仕事ー?」

サンタ「そう。艝を引いて子供達のところへ。」

トナカイ「え!?艝(そり)を引けって!?無理無理!そんな重労働無理だよ。」

サンタ「なんで。去年もなんだかんだ言っても引いてくれたじゃないか。」

トナカイ「だって僕力弱いからさ~ほら。サンタ太ったし?重いし?そんな事は僕みたいなカモシカのような足のトナカイじゃなくてさ、そこらへんの雌鹿(めじか)に付け角(つの)したら気づかれないから。もうそれでいいじゃん。ね。そうしよ?」

サンタ「はぁ…鹿のほうがカモシカのような足してるから!!いいからほら、いくぞ。」

トナカイ「ああああ!!やだやだ!」

サンタ「お前の存在価値は一年に一度のこの日の仕事をするかしないかで決まるんだよ。いいから働けニートナカイ。」

トナカイ「い、や、だー!小屋から出たくないっ!…ヘルプっ!!ヘルプぅう!」



28戦闘~突撃任務~

F15「こちらF15。敵軍の艦隊への突撃準備完了。これより、作戦を実行する。…K-4何をしに来た…。」

K-4「…行かせない。」

F15「そこをどけ。」

K-4「絶対に退くもんか!●●…私はお前に死んでほしく無いんだ…!」

F15「K-4聞こえなかったか。…そこを退け。作戦中だ。」

K-4「なんでさ…!なんで突撃部隊ではない●●が…突撃を命じられなければならない!」

F15「…早く退いてくれ。」

K-4「嫌だよ…死んでほしくないよ…行かないでくれよ…!」

F15「…なぁ、泣くな。俺はこの作戦を遂行しなければならない。」

K-4「なんでさ…。」

F15「KARUTENO(かるての)を守らなければならないんだ。」

K-4「KARUTENO…KARUTENOって…●●はそればかりじゃないか!私だって、●●を必要としてるよ!?死なないでよ!!」

F15「もう時間が無いんだ!!……すまない。F15、突撃!!」

K-4「いやっ…!!●●ー!!」

F15「っぐ!!あああ!!っああ。あああ…!K-4…いや…○○…すまない。…本当は…俺だって死にたくはない…お前と…○○と!共に…」

K-4「!?…●●、●●!!なぁ…なぁ!!…うう…ああああ!!!ああ……。なんでだよ…返ってこいよ…!!なぁ!!」



29悪魔と魔王もクリスマス気分

悪魔「ねぇ~魔王様?」

魔王「ああん?なんだ」

悪魔「人間達は楽しそうだよ?ほらほらぁ赤と白のモフモフした服でさぁ!」

魔王「なんだ…お前は人間なんぞの祭事を羨ましがっているのか」

悪魔「いいじゃーん!魔王様は古いんだよ!最近の魔界は少しずつ人間界と仲良くなってきてるんだよー?」

魔王「…フム。だから?」

悪魔「だーかーらー!魔界にもあの赤と白のモフモフを取り入れましょうよー!」

魔王「お前も着るのか」

悪魔「へ?」

魔王「…お前も、その赤と白のモフモフとやらを…着るのかと聞いている」

悪魔「着る!」

魔王「フム。悪くないかもしれないな。」

悪魔「本当!?やったー!じゃあ、魔王様はトナカイね!」

魔王「トナカイ、?」

悪魔「うんっ、魔王様大好き!」

魔王「あ…ああ。」



30君はお仕事中。~君の背中が落ち着くんです~

女「ンフフ~♪」

男「ん?」

女「ん?ううん~?気にしなくて良いーよー?」

男「ふうん?」

女「……ンフフッ♪」

男「なに、どうしたの?」

女「なーんにも?」

男「気になるよ。さっきからンフフってさ。」

女「ンフフ♪そんなに気になるの~?」

男「気になる。」

女「君の背中が、落ち着くんです」

男「ンフフ…。そっか。」

女「ンフフってなるでしょ?」

男「うん、なる。」



31共に生きられない運命

人間「待って…待ってよ!!」

鬼「どうして。どうして、ここまで来た?」

人間「どうしてって…?」

鬼「お前と私では生きる世界が違う。決して交わる事のない。交わってはならない存在。」

人間「なぜ?なぜ交わってはならないの?」

鬼「..なぜ?なぜ、だと?..私は鬼。お前は人間。なぜと言わずとも分かる事であろう。」

人間「分からないよ。好きなのに…思っているのに、一緒にいちゃいけない理由なんて!!」

鬼「…!共にいてはならん。」

人間「どうして!!」

鬼「私は…!お前を打たねばならぬ存在なのだ」

人間「だから…?だから何だって言うのさ!!」

鬼「だから、?だから..逃げろ…!」

人間「嫌だ!殺すなら殺せばいいじゃないか!」

鬼「私はお前を殺したくはないのだ。」 

人間「僕は鬼さんから離れたくない。」

鬼「駄目だ!頼む...逃げてくれ!!」

人間「……。」

鬼「くそ...なぜだ。なぜ逃げぬ...!」

人間「僕は鬼さんが好きだから。鬼さんから離れたく無い。逃げたくなんか無いんだ!」

鬼「あああああ!!!...そこまで、そこまで私に関わりたいか。」

人間「僕はただ…鬼さんと…!」

鬼「黙れ!!」

人間「…鬼さん…?」

鬼「私に人間であるお前が関わるなど許されないのだ!それでも関わりたいと言うならば……。ならば死ねぇえええ!!!」

人間「グハッ…鬼…さ…ん。」

鬼「ああ...あああ…(泣)くそ...くそくそくそ。

切りたくは..無かった...だから逃げろと言ったのだ...」

人間「鬼…さん。泣かないで…」

鬼「本当は..お前を切り捨てたくは無かったんだ...死なせたくなんか無かったんだ…!」

人間「だいすきだよ…。鬼…さん。」

鬼「ああ…すまない…すまない…!私も…お前が好きだ…。お前と共に生きられたなら、どんなに幸せだったか…。どうか、どうかまた出逢う時には、供に歩める存在でありたい。」  



32クリスマス~父母サンタさん~

父「そろそろプレゼント置きに行かなきゃな」

母「そうね。いこっか。」

父「お。寝てる寝てる。」

母「しーっ。静かに。起きちゃう。」

父「ごめんごめん。…可愛い寝顔だな」

母「クスッそうね。」

父「これ、プレゼントだぞー。」

母「良い夢を見るんだよ。」

父「メリークリスマス。」

母「メリークリスマス。」  




33クリスマス~サンタvs生意気な子供~

サンタ「よいしょ…寝てるかなぁー…」

子供「おっさん。何してんの」

サンタ「え、あ…プレゼントを持ってきたんだけど…ちょっと早かったみたいだね」

子供「怪しい。もしかして、不審者?」

サンタ「いやいや!サンタクロースだよ!」

子供「嘘つけ!サンタは親だ!僕の親はお前みたいなクソジジイじゃないんだよ!」

サンタ「何を言う!わしはサンタクロースじゃ。」

子供「…さては、泥棒だな」

サンタ「ええ!?」

子供「不法侵入で訴えるよ!」

サンタ「いやいやいや!ほら見て!プレゼント!」

子供「さらに不法投棄をする気か!」

サンタ「ちがう!!」



34ブサイク。

女「私…頑張ったんだからね!」

男「…なにが」

女「なにがって…オシャレ!一年記念日のデートだから…いっぱいいっぱい頑張ったんだから!」

男「ふーん。」

女「なんでそんなに冷たくするの!?私のこと、嫌い?ねぇ…ねぇ~…」

男「…。」

女「ねぇ。なんで無視すんのっ…ねぇ。」

男「そんなに泣いてるとブサイクになるぞ」

女「ぶ…!?うー!!」

男「……よし。行くか。」

女「…グスッ…どこ行くの…」

男「デート」

女「ほぇ、。」

男「…。さっき、お揃いのアクセサリー欲しいって言ったろ」

女「…うん。言った。」

男「俺、いつもみたくノープランだったから。あー、お前はちゃんと行きたいとこあったんだなと思って。すまん。」

女「…ううん。」

男「アクセサリーショップ、良いとこ見つけたから。一緒いこ。」

女「うんっ!」

男「もう泣くな?可愛い顔が台無し。」

女「…ブサイクじゃないもん。」

男「いや、泣いた顔はブサイク。」

女「うっ…。」

男「でもそういうとこ好き」

女「うー…///私も…好き。」  



35手作りプリン

妹「んー…」

兄「……」

妹「んー…!」

兄「…何だ」

妹「無視するなぁ!」

兄「嫌…別に無視した訳じゃ。」

妹「プリン」

兄「…あ?」

妹「私のプリン!!食べたでしょ」

兄「あー、あれお前のか。すまん。腹減ってつい。」

妹「弁償(べんしょう)しろ。」

兄「…はいはい。明日買ってくるわ」

妹「んー!!(怒)」

兄「なんだよ…(汗)」

妹「あれが…どんなプリンか分かってる?」

兄「……しらん。」

妹「私が!好きな人のために!頑張って作った!プリンなの!」

兄「あー…それは…すまん。」

妹「…にぃの馬鹿。」

兄「うん…すまん」

妹「…美味しかった?」

兄「…あんまり。」



----✂︎----2018年----✂︎----



36節分(鬼は外~服は内~)

父「うがぁあ!鬼だぞぉ!」

子供「鬼はぁ外!!」

父「うぉお!?

子供「服は内っ!!」

父「…ああ!待って待って!服脱がせちゃダメ!」

子供「だって、服は僕の家に入れなきゃ!」

父「いや福ね!?」

子供「服でしょぉ?ほら!鬼は外!服は内!」

父「辞めて!!」



37(飼い主とわんこの餌の時間)

飼い主「お~い○○。ご飯だぞ~」

わんこ「わんっ!」

飼い主「ほれ、今日はご馳走だぞ~」

わんこ「うわぁ!美味しそう~♪いただきまーs…」

飼い主「待て。」

わんこ「…あうっ?」

飼い主「おすわり。」

わんこ「いただきまーs…」

飼い主「おーすーわーりっ」

わんこ「あうー…」

飼い主「はやく。」

わんこ「はぁい…」

飼い主「おて。」

わんこ「わんっ!」

飼い主「よしよしっ食べて良いぞっ」

わんこ「わんっ!アムッ。はぐっ。」

飼い主「クスッ可愛いなぁ。」



38照れ隠し

女「遅くなってごめん。」

男「ううん。こんなとこに呼び出してごめん」

女「うん…話って?」

男「俺さ、君の事…好きなんだ。」

女「え…」

男「付き合ってくれないかな。」

女「今すぐ死ね…(ボソッ)」

男「え…?」

女「今すぐ死ねぇえ!!///」

男「えええ!?な、ナニコレ()」



39雨の日のお出かけ

女「ねぇー。」

男「んー。」

女「ねぇーえー!!」

男「なに。」

女「お出かけ行きたいー!」

男「ヤダ。雨降ってるし。」

女「やだやだぁあ!せっかく新しい雨具買ったのにー!」

男「濡れるじゃん…。」

女「雨の日なら…相合傘できちゃいますよっ!」

男「んー……めんどくさい。」

女「…ねぇねぇ、お出かけー!!あ!ほらほら!ちょっと雨弱まっt…」

(土砂降り)

男「ん…?…降ってんじゃん。」

女「うう…」

男「……。」

女「ねぇ…」

男「チュッ。また今度、晴れたらな。」

女「うん…///」



40ゲーム置いて。

男「なぁ。」

女「んー?」

男「ゲームなんか置いといてさ…俺のこと構えよぉ!」

女「今エクストリームファイアードラゴン倒してる途中なのっ!」

男「う、そのエクストリームなんちゃらドラゴンと、俺と…どっちが好きなんだよぉ!」

女「素材。」

男「素材…?」

女「エクストリームファイアードラゴンの、牙が欲しいの!」

男「そんなことより俺を構えー!」

女「あんたも殺されたいの?」

男「ひぃい!やだ!」

女「よろしい。じゃあ黙っといて」

男「はぁい…」



41シスコン兄貴にプリン食べられた。
兄「なぁ。」

妹「んー?」

兄「風呂はいろー」

妹「お兄ちゃん、やっぱりシスコンね。」

兄「違う!ただ風呂に1人で入るのは嫌なだけだ!」

妹「んー。今プリン食べてるから、食べ終わったらねー。」

兄「あむっ!!(プリンを食べる)」

妹「はぁ!?何してんのよぉ!?」

兄「食い終わった!さ、風呂いこ!」

妹「むー…💢あとでプリン買い換えろよ」

兄「うん!!風呂あがったら買ってくる!」




42魔王子に愛された人間
悪王子「何故僕から逃げるんだ。」
人間「何故って……決まってるでしょ?私は人間で、貴方は魔界の王子なの。」
魔王子「そんな事は知っている。」
人間「だったら…」
魔王子「だったら何だというのだ?僕が君を愛している事には関係無い。」 
人間「関係あるわよ!」
魔王子「何故!」
人間「私は、貴方のように何万年と生きていられる訳じゃないの。」
魔王子「だから?」
人間「だから?えっと……だから!どうして私を欲するの…?」
魔王子「愛しているからだ」
人間「貴方の一生のうちで、私の存在は…ほんの一欠片にも及ばないのに…どうして私を愛してるだなんて言えるの…?」
魔王子「僕より寿命が短い事は承知の上だ。そんなことが気にならないくらいに僕は君が好きだ!」
人間「魔界の王子と人間の恋だなんて…そんなの聞いたことも無い…。」
魔王子「そうであろうな。」
人間「出来るはずが無いの…叶うはずがないの!
叶わないのに…僕が幸せにしてみせるなんて…そんなこと言わないで。」
魔王子「君を幸せにしてみせる。」
人間「まだ言うの…!?」
魔王子「僕は本気だ!!君を愛すると僕は決めたのだ。絶対に愛し通す。幸せにする。だから…君も僕のフィアンセになってくれ」


43悪魔のお出かけ気分

悪魔「ねぇ~魔王様ぁ~」

魔王「なんだ。」

悪魔「な~んで魔王様はお外へ遊びに行かないのぉ?」

魔王「王であるからだ。」

悪魔「むー、やだ!」

魔王「何がだ…」

悪魔「お外で一緒に遊ぼー?ねっ?ねっ?魔王様ぁ?」

魔王「……外に出ずとも遊べるだろ。外で遊びたいならお前一人でいけ。」

悪魔「やぁだ!魔王様と!お外で!あーそーぶーのっ」

魔王「んー…」

悪魔「ほら、オメカシしてー、お外で~♪手繋いで~♪」

魔王「オメカシ…?」

悪魔「そう~!」

魔王「フム…悪くないかもしれないな。」

悪魔「へっ!?」

魔王「お前のオメカシ。」

悪魔「悪くないって??」

魔王「…そのままの意味だ

悪魔「つまり!?」

魔王「……良い。かも…しれないな。///」

悪魔「魔王さまぁ!❤️大好き!」



44双子の狂気

1「お兄さん~。」

2「僕らの屋敷へようこそ。」

1「でも…おかしいなぁ」

2「おかしいなぁ。」

1「招待状なんて出した覚えは無いんだけど。○○は?」

2「ううんー?出して無いよ。」

1「じゃあ…お兄さん…」

2「侵入者ー?」

1「侵入者かぁ、どうする?○○」

2「殺しちゃおうよ。」

1「拷問でも良いかもしれない!」

2「ナイフで刺しちゃうとか?」

1「あ、でも…お兄さんに選んでもらうってのは?」

2「あぁ。確かに。いいかもね。」

(二人で笑う。)

1「ねえ、お兄さん。」

2「どうやって殺されたい?」



45ボスと女の子

女の子「ボースゥ💢」

ボス「んー?どうしたー。」

女の子「気持ち悪いオバサンは放っておいて、○○(一人称)と遊ぼうー?」

ボス「んー?またあとで。明日な❤️」

女の子「ええ!?なんでぇー!」

ボス「お子様はもう寝る時間だよ(^^)」

女の子「むー!!!」

ボス「なんだよ~。」

女の子「お子様じゃないっ!!」

ボス「ハイハイ🎵じゃあ、寝とこうな。」



46身の程知らず

女の子「もういいんです。」

男の子「どうして…。」

女の子「何処かへ行って下さい!…どこか…遠くに。」

男の子「なんでそんな事言うのさ。こんなの、君らしく無いよ…」

女の子「気にしないで下さい。」

男の子「気にさせてくれよ…!何かあったんだろ?だからこんな事言うんだろ??」

女の子「私が悪いんです。」

男の子「なにが!」

女の子「私が…身の程知らずに自分以外がいる日常を望んでしまったから…。」

男の子「……そんなこと…。僕は君と一緒に居たいんだよ!!」

女の子「平気です!私は平気ですから!貴方が一緒に居たいって言って下さるだけで…十分…。だから…だから貴方は、自分の日常に、帰ってください。私からの、最後の我が儘です!」

男の子「辞めてくれよ…そんな事言うなよ…。僕は、僕にとっては!君がいる日常が、もう僕の日常なんだよ!!!」

女の子「ごめんなさい…ごめんなさい…。さよなら!」



47乙女ゲームのCM:犬猫LOVEストーリー

犬系『君だけのLOVEストーリーが今、はじまる』

猫系「…俺が信用出来るの、お前だけだから。」

犬系「君は、僕だけの君でしょ?」

猫系「アイツにだけは……負けたくない。」

犬系「僕の方が、君のこと幸せに出来るから。」

猫系「お前は…どっちが好きなんだよ。」

犬系「君は、どっちを選ぶの??」

猫系『2つに1つ。』

犬系『どっちを選ぶのか』

猫系「俺の事…すき?俺は…すきだけど。」

犬系「君の事、僕が一番大好きだよ!」

猫系『お前は、どっちを選ぶ?犬猫LOVEストーリー。犬猫で検索♪』



48ギャルゲーCM:君だけのラブラブ ハーレム ストーリー

デレデレ『君だけのハーレム物語が今、始まる!?』

ツンデレ「いや、別に…意識なんかしてない。」

デレデレ「う、ううう…!顔…熱いですぅ…。」

ツンデレ「うるさいな…私に付きまとわないで。」

デレデレ「一緒にお昼ご飯…食べませんか?」

ツンデレ「……はぁあ!?何言ってんのよ…馬鹿。」

デレデレ「私、なんか変です……。」

ツンデレ『あなたが好きなのは、どっち?』

デレデレ「多分…私…君の事が…」

ツンデレ「なんか…アンタの事…」

二人で「すきかも!!」

ツンデレ『君だけのラブラブ ハーレム ストーリー。ラブストで検索!』



49お買い得大好き。

1「~♪~♪」

2「ねぇ。」

1「んー?」

2「今日の晩御飯、何が良いの」

1「~♪~♪」

2「ちょ、聞いてるの!?」

1「うん~。」

2「今日の晩御飯…何が良いのって…!」

1「うん~。」

2「ちょっと、聞いてるー!!?」

1「…!!!」

2「わ!!!」

1「…」

2「何急に立ち止まってんの…。」

1「…これ。……お買い得だ!!」




50恋愛(寝る前の読書)

女「んー…まぁだぁ?」

男「うんー。もう少し待って?もう少しで読み終わるから。」

女「んー……早くギュッてしろぉー。」

男「うんー。」

女「はやくぅー……」

男「…………」

女「スー…スー…」

男「ん?…クスッ。…お待たせ。チュ…」

女「んー……ギュウ…」

男「…クスッ。はいはい。」



51恋愛:寝起き

a「おーい。」

b「んー…」

a「ほら、そろそろ起きなきゃ」

b「嫌ッ!」

a「なんで。」

b「甘えさせろーー。」

a「んーもー。…可愛いから許す。」

b「ん。チューして。」



52感じたい
男「なーに泣いてんの」

女「べつに…泣いてない」

男「泣いてるやん。何があったん?」

女「………たの」

男「ん?」

女「寂しかったの。」

男「そっか、この頃なかなか会えなかったからな。」

女「…うん。電話してても、寂しいんだもん…。もっと○○の体温とか…匂いとか…感じたかった…」

男「ありがと。俺のことちゃんと好きでいてくれて、すっげぇ嬉しい。

…愛してる。なぁ…●●。今からでも遅くないならさ、俺を感じてくれないかな。」

女「……うん!」



53女の子と誘拐犯

女の子「ねぇー?オジちゃん?」

誘拐犯「んー?なんだい。」

女の子「この先には何があるの?」

誘拐犯「さぁて、なんだろうね?」

女の子「どこに続いてるの?」

誘拐犯「さぁて、どこだろうね?」

女の子「そっかぁ、でも、どこだって、なんだって良いや!」

誘拐犯「そうかい?」

女の子「だって、オジちゃん、優しいもんっ!オジちゃんとなら、何処だって怖くないよ?」

誘拐犯「…もしかしたら、オジちゃんに怖い所に連れていかれるかもしれないよ?」

女の子「オジちゃん、怖い??」

誘拐犯「いいや。お前と一緒なら、怖くないよ。」

女の子「じゃあ私も怖くないっ!」

誘拐犯「そうかい。何処まで行こうか?」

女の子「どこまでも!」



54苺買って

a「むー…」

b「……」

a「んーー!」

b「どうした。」

a「苺…」

b「…またこんどな。」

a「やぁああ!!!」

b「なに!」

a「苺!!」

b「…わかった。」

a「えへへ、やったぁ。」

b「……かわいいなオイ…」



55ラブ&キス

男「…すき?」

女「んん…///」

男「ちゃんと言って?」

女「すき…だよ…」

男「うん。」

女「ね、ねぇ…」

男「ん?どうした。」

女「○○は…?」

男「なにが?」

女「○○は、●●のこと、すき?」

男「…すきじゃない。」

女「ふぇ…?(震え声)」

男「●●のこと、愛してる。(吐息混じり)

ちゅ…(リップ音)」

女「ん…(キス受ける感じで)●●もぉ…愛してる。」



56留学

女「…やだ。」

男「ん…ごめん。」

女「一緒の大学、いくって言ったじゃん…」

男「…ごめん。俺、ちゃんと一人前の男になりたくて。

○○にちゃんと釣り合うようにさ。」

女「…そんなの、一緒の大学でだって出来るじゃん…!どうして、どうして…アメリカなんかにいっちゃうの…?会えなくなっちゃうんだよ…?」

男「○○を幸せにするためだよ。」

女「え…?」

男「○○を、ちゃんと幸せにしたいから。だから…○○には待っていて欲しい。」

女「……やだ…。」

男「大丈夫。ちゃんと一人前の男になって、迎えにいくから。」

女「……約束。」

男「ん…?」

女「約束だよ…?」

男「うん。約束。」

女「いってらっしゃい。」

男「いってきます。」



57掛け合い

a「ほーんと、あんたの笑顔って、気持ち悪いわよね?(笑)」

b「…っはは。そーか。それなら…死んでも笑うことを辞めらんねぇな。」

a「何言ってんの?頭でもおかしくなったのかしら?そんなに笑っていたきゃ、早く死んじゃいなさいよ。」

b「ああ…そんじゃあ、死ぬ前に最後の悪足掻き(わるあがき)でもすっかな…!」

a「…なにが悪足掻きよ…。こんなに痛めつけられても、まぁだそんなに笑っていられるなんて…バカみたい。

目障り(めざわり)な人ね。そんな事が言ってられなくなるくらい…ボロボロにしてあげるわ。」

b「っはははは!!望むところだ。さぁ、こい!!」



58学生×社会人

女「ねぇ…」

男「ん…なに?」

女「さっきの女、誰。」

男「んー?ああ。単なる同僚。」

女「……ほんとに?」

男「ほんと。」

女「そっか。ならいいけど。」

男「すまん。嫉妬したか?」

女「……した。」

男「クスッ大丈夫。俺は○○の保護者だから♪」

女「はぁ…?」

男「冗談だよ(笑)俺は○○のモンだから。他の女なんか見えねぇし。○○さえいれば、それでいい。」

女「うん…(アドリブ  例:ずっと。約束だからね?)」

男「クスッ…ああ。」



59

かまちょ「ヤダヤダヤダぁ!!」

Sさん「……どーしたー」

かまちょ「かまってぇー!」

Sさん「…あー。あとでなー」

かまちょ「ヤダヤダヤダ今構うのー!」

Sさん「そんなに構って欲しいの?」

かまちょ「(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)うんうんうん」

Sさん「……」

かまちょ「……」

Sさん「やっぱやめた。」

かまちょ「なんでぇえええ!!」

Sさん「んー?そうやってかまちょな○○が可愛いから。」

かまちょ「か…かまってよぉ…(泣)」

Sさん「俺(私)の事すき?」

かまちょ「すき」

Sさん「俺(私)も」

かまちょ「んん…///」



60すき

男「何、そんな顔真っ赤にして、どーしたの?」

女「なんでも…無いよ。」

男「ふーん。なんでも無いんだ?」

女「んー…。」

男「なに?」

女「すき。」

男「聞こえない。」

女「すきっ…」

男「なに?」

女「すき…だよ…!」

男「うん、俺も、すき。」



61寒い日

女「だんだん、寒くなってきましたね。」

男「うん。そうですね。」

女「こんな日には、なんとなく、くっつきたい気分になります。」

男「くっついても良いんですよ?」

女「んー。やっぱり止めておきます。」

男「なんでですか?」

女「貴方から、くっついてきて欲しいなと、思って。」

男「…フフッ仕方ないですね。」



62煙草

男「スー……ハァ…(煙草吸う音)」

女「くさい…」

男「ん…?」

女「近寄るな。」

男「えっ…。なんでそんな事言うのさぁ。」

女「しらない。近寄るな。臭い菌が移る」

男「いやいや…」

女「煙草を捨てるか、此処を出ていくか。2つに1つ。」

男「えーーー…」

女「出ていくのね。じゃ、さようなら。」

男「捨てる!!煙草捨てるから!!」

女「そっ♪…分かった。じゃあ、戸棚に隠してある煙草も、ぜーんぶ捨ててね♪」

男「えっ…。」

女「文句ある?」

男「いいえ…無いです。」



63恋愛:太っただろ

男「お前さぁ」

女「ん?なに」

男「また太っただろ」

女「は……。」

男「太っただろ」

女「……普通、女子にそういう事言う?」

男「うん。」

女「言わなくて良い。」

男「まぁ、俺は気にしないけど」

女「無駄なフォローは要らないから。」 

男「好きなのには変わり無いからな」

女「ばか。」

男「おう。」

女「……すき。」

男「これ以上太ると、ブスになるぞ」

女「うっさい。」



64誕生日プレゼントはメイドさん

彼女「はぁー!?ふーざーけーるーなぁー!!」

彼氏「えーー?だって誕生日だろ?誕生日くらいは俺の言うことを…」

彼女「いくら誕生日だからってっ…メイド服なんか絶対着てあげないんだから!!」

彼氏「えーー…今年こそはって…期待したのに。…本当に駄目?」

彼女「あったり前でしょ!?何やらしい事考えてんのよこの変態が!!」

彼氏「どうせ…俺は変態だよ…」

彼女「え??」

彼氏「どうせ、変態で馬鹿な俺はどうしようも無いんだよ。ごめんな。こんな奴でさ。」

彼女「…………ねぇ、そんなに落ち込まなくても良いんじゃない??」

彼氏「…………。」

彼女「ちょっと…。もうっ…分かったわよ!!

そんなに期待してたなら…仕方ないからちょっとだけ着てあげるわよ…。」

彼氏「よっしゃぁあ!!じゃあ着てもらおうか…!」

彼女「なっ。。騙したわね!?」

彼氏「え、着てくれないの?」

彼女「う……少しだけだからね!!!」



65少女と死神

少女「ねぇ、死神さん」

死神「あ?なんだ。」

少女「まだ私のこと、殺そうと思ってる?」

死神「ああ。当然だ。」

少女「…そう。」

死神「俺は死神だからな。」

少女「そうね。」

死神「だが、今すぐにって訳じゃねぇ。」

少女「そうなの、?」

死神「テメェが、苦しんでくたばりそうになった時…その時は俺の手で殺してやる。」

少女「…優しいのね。」

死神「やめろ。死神に優しいなんて言うな。」

少女「死神さん」

死神「なんだ」

少女「私、もう長くはないのかしら?」

死神「あ?」

少女「もうすぐ死んでしまうのかしら?」

死神「馬鹿言うな。テメェみてぇにピンピンしてる奴、当分死ぬわけねぇだろうが。」

少女「死神さん」

死神「もう黙れ…!」

少女「死神さん!」

死神「…………なんだ。」

少女「貴方と出会えて…私は幸せでした。」

死神「何いってんだ。死神に出会った奴は、皆不幸なんだよ。」

少女「いいえ。私は貴方の側で死ねることを、幸せに思います。だから、貴方の名前を知りたいんです。」

死神「………いいか。死神がテメェら人間を幸せにすることなんかねぇ。」

少女「………死神さん」

死神「…………分かった。○○それが俺の名だ。」

少女「そう、ですか。」

死神「俺は…死神として此処にいる自分が……憎かった。何もしてやれない自分がもどかしかった。」

少女「………」

死神「俺は、ずっと…生きたお前と…一緒に…」

少女「○○…好きです。今までも、これからだって。ずっと……!」

死神「…!おい。………………。

………………。……………なぁ。もう一度…俺の名を呼んでみせろ。…もう一度だけでいい……。」 



66医者と患者(恋人)

医者「おいおい。こんなとこで何してるんだ?」

患者「あ、センセ!もう来ちゃったんだ??」

医者「なんか、そのセンセって止めてくれないか。お前にそう呼ばれると違和感がある。」

患者「んふふっ。じゃあ何て呼ぼっか?」

医者「いつも通りでいいよ。……そんな事より、早く病室に戻りな。ナースが心配して探してたぞ。」

患者「いや。」

医者「なんで。」

患者「つまんないんだもん。」

医者「はぁ…。お前はまだ、良くなってないんだからさ。」

患者「じゃあ、キスして?」

医者「はぁ??」

患者「キスしてくれたら、病室帰る!」

医者「………ん。チュ」

患者「えへへ、○○好き。」

医者「……ああ」

患者「○○は??」

医者「あー…はぁ…(小声)好きだよ。」

患者「うんっ。」

医者「もう病室に帰ろう。」

患者「うんっ。センセ。(小声)私の事、ちゃんと治してね。」



67傭兵と姫 傭兵の死。

姫「あ…ああ…」

傭兵「グッ…ハァハァ…」

姫「傭兵さん!…傭兵さん…!!」

傭兵「ッハハ…。そんな何度も呼ばなくたって聞こえてるよ。」

姫「傭兵さん…血が…血が…そんな…」

傭兵「なぁーお嬢ちゃん…。そんな湿気た面すんなって。」

姫「す、すぐに手当てを…!!」

傭兵「そんな必要はねぇ!」

姫「どうして…!」

傭兵「俺なんてただの傭兵。アンタを守る為にじゃねぇ。俺自身の利益の為に戦ってきた。」

姫「そんな事無いです!!貴方はお金の為にじゃない。ちゃんと私を守ってくれた!!」

傭兵「…ハハ…所詮使えるだけ使われて壊れたら捨てられるだけの身なんだ。」

姫「もう喋らないでください…今すぐ…今すぐに手当てしますから…!!」

傭兵「俺の代わりなんかいくらだっている。かのご立派な国王は、すぐにでも新しい護衛をつけてくれるさ。」

姫「お願いですから…!!静かにしていてください…!!」 

傭兵「チュッ…」

姫「…!!!」

傭兵「……最後に、傭兵らしくねぇ事しちまって悪い。」

姫「傭兵…さん。」

傭兵「バーカ…泣いてんじゃねぇよ。俺は…お前の事が…○○が好きだ。お前には、生きていて欲しい。

だから…必ず。生きて城に帰るんだ。」

姫「傭兵さん…!傭兵さん…!!

私だって…私だって!!こんなに人を守りたいと思った事はありません…こんなに人を好きになった事はありません…!!ねぇ……お願い。応えてください……目を…開けてください…。」



68誕生日

女の子「ピンポーン。ドアを開けなさーい。」

男の子「はーい。…どうしたの?こんな時間に」

女の子「ほら、」

男の子「おっと…」

女の子「花束。持ってきてあげたわよ。」

男の子「なに??これ。」

女の子「年の数だけのバラの花束ってやつ。」

男の子「なんで!?」

女の子「なんでって、貴方今日誕生日でしょ?」

男の子「えっ。あ、うん。そうだけど…」

女の子「いいからいいから。

はい。それとビールね。飲むぞ。ハッピーバースデイ。」

男の子「あ、ありがとう…(照)」

※男女逆でもOK




69嫉妬~妹の前で~

彼女「もういいもん!!」

彼氏「そんな拗ねるなって…」

彼女「拗ねてない!もういいって言ってるんだもん!」

彼氏「それを拗ねてるっていうんだろ…?」

彼女「ちぃーがぁーうぅー!」

彼氏「だから、アイツはただの妹だって…」

彼女「妹でも…嫌なんだもん…(小声)」

彼氏「えぇ??」

彼女「妹でも!!嫌なものは嫌なの!!だって、目の前で○○の事大好きとか言われてさ!!しかもスッゴい可愛いくてさ!!

嫉妬せずになんか……いられないもん…。」

彼氏「あー…はいはい。あのさ……ほら。俺が好きなのは…□□だけ。□□だけが、俺の彼女なんだよ。」

彼女「ん…んん…////じ、じゃあさ!!妹の前でも、ちゅーとかさ、出来るよね??」

彼氏「はぁ…!?やだよ。恥ずかしい…」

彼女「やだやだやだ!!!だって好きなのは私だけだって言ったもん!!それなら出来るはずだもん!!」

彼氏「ちゅ…」

彼女「…ふぇ…?」

彼氏「妹の前で、こんな事できっかよ。バーカ。お前の可愛いとこは、俺だけ知ってりゃいーの!」



70父と娘(やるべきこと。護るべきもの。)

父「俺には家族がいる。護るべきモノがある。」

娘「うん…」

父「だけど…そんな俺でも、戦わなければならない時がある。分かるな」

娘「ん……分からないよ…どうして、パパじゃないとダメなの?パパは…○○のパパだもん…ずっと此処にいるんだもん…」

父「今の生活を蔑(ないがし)ろにする訳じゃあ無い。

ほんの少しだけ、出掛けてくるだけだ。」

娘「お出掛け…??」

父「そう。いつもみたいに。早朝仕事に出て、そして夜になって帰ってくるだけ。」

娘「でも…危ないんでしょ…?危ないお仕事は、ダメなんだよ?」

父「…解って欲しい。確かに、必ず帰ってくるとは言えない。」

娘「パパ…」

父「だが…。帰ってくる。信じて欲しい。」

娘「やだ…やだやだやだ!!パパ…パパは○○のパパだもん……!」

父「そうだ。俺は○○のパパだ。だからこそ…○○…行かせてくれ。仲間を…見捨てる背中を、パパはお前に見せたくはない」

娘「う……(涙)」

父「○○…」

娘「わがっだ…(涙)」

父「……」

娘「○○…パパのごど待っでる…!だがら…だがらぁ…!絶対…かえっでぎでねぇ…!!いっでらっじゃい!!」

父「ありがとう。いってきます!!」



71花火大会

彼氏「ねぇ」

彼女「ん…なんやの。」

彼氏「花火、見に行かんの?」

彼女「んん…」

彼氏「ずっと来たいって言ってたじゃん。花火大会。」

彼女「…うん。言ってたよ。」

彼氏「俺はさ、他の女なんか どーでも良い。」

彼女「でもニコニコ笑ってたやん…女の子にチヤホヤされてさ…。」

彼氏「そりゃ、愛想笑いくらいはするさ。面倒だけど 無愛想な奴が、○○の彼氏だって、思われたく無いからさ。」

彼女「え…?」

彼氏「俺は、○○の理想でいたい。」

彼女「理想…?理想って?」

彼氏「…恥ずかしい。もう二度と言わない。」

彼女「……すき?」

彼氏「ん、?」

彼女「私の事、すきやの?」

彼氏「すき。」

彼女「んん…(照)」

彼氏「ほら、いくぞ。」

彼女「どこに?」

彼氏「恥ずかしい事言わせたんだから、花火にくらい付き合えよな。」



72革命軍

先輩「ッヒヒ。なんだよーそんな顔(かお)してさぁ?」

後輩「なんでっ…○○は笑(わら)ってられるんですかっ…」

先輩「はぁ…ったくよー。お前(まえ)はいっっつもそうだよなぁー。

死(し)んだ仲間(なかま)を見(み)るたんびに号泣(ごうきゅう)かましやがってよー?」

後輩「…!だって、そんなの当然(とうぜん)じゃないですか。一緒(いっしょ)に闘(たたか)った仲間(なかま)が死(し)んだんですよ?」

先輩「いいかー?何度(なんど)も言(い)うが、俺(おれ)らは苦(くる)しむ民(たみ)の未来(みらい)を切(き)り開(ひら)く革命軍(かくめいぐん)だ。」

後輩「…はい。」

先輩「誰(だれ)かが死(し)ぬのなんか、よくある事(こと)だ。」

後輩「…はい。」

先輩「お前(まえ)だって、仲間(なかま)の死(し)をもう飽(あ)きるぐらいに見(み)てきただろ。」

後輩「…はい。そうです。」

先輩「…だから、イチイチそーやって泣(な)いてたら精神(せいしん)持(も)たねぇぞ?」

後輩「泣(な)くなって言(い)うんですか!?

私(わたし)はっ…皆(みんな)が死(し)んでいくのは悲(かな)しいんです!○○が死(し)んだのだって…今(いま)でもこんなに悲(かな)しいんですっ…」

先輩「ヒヒヒ…馬鹿野郎(ばかやろう)。俺(おれ)はお前(まえ)より3つも年(とし)くってんだぞ?先(さき)に死(し)んだ所(ところ)で、寿命(じゅみょう)だ寿命(じゅみょう)。」

後輩「まだお爺(じい)ちゃんにもなって無(な)いくせにっ…!寿命(じゅみょう)なんかじゃ絶対(ぜったい)無(な)いです!!」

先輩「そうか??ッヒヒ。」

後輩「○○は、いつもそうやって笑(わら)って…今(いま)もそうっ…私(わたし)ばっかりこんなに悲(かな)しんで…喚(わめ)いて!!○○には…悔(く)いとか、未練(みれん)とか…そういうのは無(な)いんですか!」

先輩「…ッヒヒ。俺(おれ)にはもう、この世(よ)に悔(く)いも未練(みれん)もございません。

お前(まえ)が…□□が、まーだ死人(しにん)に涙(なみだ)流(なが)す様(よう)な 泣(な)き虫(むし)だって事(こと)を除(のぞ)いてはな。」

後輩「○○!!…あ、ああ…。神様(かみさま)…貴方(あなた)はケチで無能(むのう)だ。あんなに、○○を助(たす)けてって…祈(いの)ったのに…それさえ叶(かな)えてくれないだなんて…。」



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73掛け合い(夏祭り)
女「んー…!」
男「あぁ?なんやし」
女「なんやしじゃなーい!!」
男「煩いなぁーギャーギャー言うなや。鬱陶しい。」
女「あー!!今鬱陶しいって言ったぁ!もうこうなったら良いもんねー!!他の人といくんだから!!」
男「おいまて。」
女「やだやだ!!絶対他の人と行ってやる!!」
男「あー…はいはい。じゃあ、はい。」
女「何なのよ今さらぁ!」
男「手。繋ぐぞ。」
女「えっ!いいの!?」
男「……はぐれないようにな。」
女「うんっ!」


74髪を結う。
嫁「ねぇ」
旦那「ん?」
嫁「早く髪の毛結って。」
旦那「ちょっとまって。今忙しいから」
嫁「嫌。」
旦那「少しだけだから」
嫁「嫌。今すぐ結うの。」
旦那「クスッ…はいはい。」
嫁「あ、今髪の毛も結えないなんておこちゃまだなーとか思ったでしょ」
旦那「思ってない」
嫁「嘘だぁー!!絶対思ったでしょ!」
旦那「ちゅ」
嫁「!?」
旦那「おこちゃまな人にはこんな事しません。」
嫁「…むぅ…。ず、ずるい。」
旦那「なに?キスじゃ足りなかった??じゃあ…(アドリブ)」
嫁「(アドリブ)」


75復讐と恋
男「いいよ。」
女「!?」
男「早く刺しなよ。」
女「なんで…!」
男「憎いんだろ?俺の事。」
女「どうして、それを」
男「分かるよ。俺が殺したオッサンの娘だろ。」
女「何で気づいたと聞いてるの!!」
男「そりゃあ、覚えてるから。
あの時の子だって一目見てわかった。」
女「それなら…どうして私を側に置いたの」
男「…殺されても良いかなと思った。」
女「…!」
男「俺はそれだけの事をした。
だから憎まれるのは仕方がない。」
女「…黙れ!!!」
男「嘘の恋を演じてくれて、ありがとう。側にいてくれて、ありがとう。」
女「私は!父さんの仇(かたき)をうちにきた!"ありがとう"なんて言葉は要らない!!」
男「俺は本当に好きだった。」
女「…はぁ、?」
男「お前が俺を憎んでいる事は最初から分かってた。だけど…」
女「だけど…?」
男「殺される前に、俺の事 少しでも気に入ってくれたら良いなって、思ってた。」
女「……」
男「ありがとう。そして、ごめん。オッサンを殺しちまって。」
女「黙れ…黙れっ!!!」
男「罪は償う。
お前の憎しみを、俺がちゃんと受けるから。」
女「黙れっ…。そんな事を言われたら……決意がボロボロに崩れてく…。」


76年上彼女年下彼氏
彼女「はーなーせっ!!」
彼氏「ふふっ…やーだ。」
彼女「もー!!いつも言ってるでしょうが!」
彼氏「なにが?」
彼女「一応、私の方が年上なんだから…そうやって頭撫でないでよね?恥ずかしい!」
彼氏「やだよ。だって、俺の可愛い彼女だもん。頭くらい撫でさせてくれたって良いだろ?」
彼女「嫌よ。年上が年下に撫でられるなんて、そんな恥ずかしい事、されてたまるもんですか。」
彼氏「え~。年上っていっても、たった数ヶ月なのに。」
彼女「うるさいなぁ!数ヶ月でも、年上は年上なのっ!!」


77戦士達のデート中
女戦士「きゃ!!」
男戦士「どうした!!」
女戦士「助けて○○!!敵軍よ!!」
男戦士「チャンスだ!!自分で戦え!!」
女戦士「アンタ馬鹿!?」
男戦士「え??」
女戦士「今…何の途中か分かってる!?」
男戦士「え??デート?」
女戦士「そうよ!!私はただの女の子!!私を守りなさいよ!!」
男戦士「…そんな必要あるかぁ??だってお前、ぜってー負けねぇじゃん。」
女戦士「デート中くらい女の子でいさせなさいよ馬鹿!!」
男戦士「えーーー??」
女戦士「殺すわよ。」
男戦士「…ハイ。頑張ります。」


78幼馴染みに初恋
女「ねぇ、恋って何かな?」
男「恋?急にどうした。」
女「私さ、ほら…元の性格がこんなだから…今までそういうの、気にした事すら無くてさ…。」
男「ふーん。そうなんだ。」
女「○○もそうでしょ??」
男「俺?」
女「今まで…その…彼女とかも、作った事無いじゃん。」
男「確かになー。けどまぁ…俺は考えて無くもないし、恋…して無くもない。」
女「え………そうなんだ。」
男「うん。…で?●●、恋しちゃったんだ?」
女「恋っていうか…ずっと前から自分の気持ちに、違和感っていうのがあってさ。」
男「違和感ねぇ…。」
女「○○が女友達と喋ってるってだけで…"ただの友達だから、大丈夫だ"って…無意識にそう思っちゃってて…大丈夫って…何が大丈夫なんだろうって…。」
男「……」
女「もう…モヤモヤ モヤモヤして止まんないんだよ。
…何なの?何なんだよ、これ!!
恋ってなに!好きってなに!!
もう……分かんないんだよ。」
(女の頭に手をポンと乗せる)
男「(笑)…そっかそっか。●●、そんな事考えてたんだ。」
女「……」
男「お前の気持ちが何なのか…なんて、俺に言う資格ねぇんだけどさ。
俺の好きな奴は、●●だから。」
女「へ…?」
男「何回も言わせんなよ…。俺が恋、してんのは…ずっと前から●●だけだっつってんの。」
女「○○…」
男「いい。何も言うな。……今、スッゲェ恥ずいんだから。」
女「…ありがと。」
男「答えは、●●の答えが見つかってからで良い。俺は勝手に恋してっから。焦らなくて良い。」
女「うん」
男「だけど!覚悟してろよな?いつか、俺を好きだって言わせてやるからな。」
女「なにそれ(笑)」


79魔女と勇士(自我の塔)
魔女「ウフフ…」
勇士「何が可笑しい?」
魔女「いいえ?別に何も。…ただ…」
勇士「ただ?」
魔女「貴方は…可哀想な御方だなと。その様に感じただけでござますわ?」
勇士「…可哀想?おい魔女、何が言いたい?ハッキリ言ったらどうだ?」
魔女「あら…此処は自我の塔ですわよ?勇士様?貴方にも、大方察しがついているのではありませんか?」
勇士「…フー…。やはり、そういう事か。」
魔女「貴方、いつか言いましたわよね。己の弱しが分からないと。」
勇士「…」
魔女「私は言いました。
それではこの塔が…自我の塔が。貴方の旅 最難関の場所である気がする…と。」
勇士「ははは…そうだな。確かにそうなのかもしれない。」
魔女「此処で戦うのは、貴方。
貴方はもう1人の己と戦えますか?貴方と全く同等の力と弱点を兼ね揃える彼を…貴方は果たして殺す事が出来ますか?」
勇士「…来たか。」
魔女「私、貴方には死んで欲しく無いんですよね。」
勇士「…よく言うぜ。俺をこんな世界に連れ込んだのは、アンタのくせしてよぉ…。」
魔女「フフ…貴方だからですよ。貴方だから…私は、この世界に招こうと思ったのです。
…勇士様?」
勇士「…なんだ?」
魔女「此処を無事に…いいえ?生きて出る事が出来たなら。
この私と、これからも旅を続けていただけますか?」
勇士「…此処まで来ておいて帰れるか。」
魔女「…はい?」
勇士「アンタが満足のいくまで、俺はアンタに付き合うよ。だから…死ぬ訳にはいかねぇな?」
魔女「…フフ。そうですね。必ず、生きて帰ってください。こらは命令です。」
勇士「はいはい。それじゃ、いってくるわ。」

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