43個
1「うるさいなぁ。分かってるよ。部屋から出なきゃいけないことくらい、僕にだって分かってるんだから、もうほっといてよ!!そうやって急かすから出られるものも出られないんじゃないですか!?...."今日も母さんは、少し泣きそうな声で[そうね]とだけ言い残して一階へ降りていった。本当はちがう。外に出れないのは自分のせい。母さんのせいなんかじゃ..ないんだよ.."」
2「なんで引きこもってるのか?そんなことも分からないの?捨てられたから...裏切られたからだよ!それを..今さらなんでって?ふざけるのもほどほどにしなよ??」
3「どうせ外に出たって何も変わらない。変わらないものを変えようとすることほど虚しいことって無いじゃないか...なんでアンタは外に出ろって言うんだ。俺が外に出たところで、何が変わるって言うんだ」
4「頑張れ..?頑張れ頑張れ頑張れ..。うるさいんだよ、!!俺はもう頑張ってる。俺の何も理解していないくせに。引きこもりの俺の気持ちなんか、平気で外に出れるアンタには分かるはずが無いんだよ!!分かる?理解してます?綺麗事をぬかすな!僕の気持ちなんか..苦しみなんか!!アンタに分かってたまるもんか!!」
5「外に出ればあの人と会えるの..?会えないんでしょ..?私にとって、あの人がいない外の世界に、なんの価値もないの。
もう、ほっといてよ..あなたには興味無いの..話す価値もないわ。」
6「僕なんかもういらないんだよ。どうして僕を呼ぶの...?どうして僕の元にやってくるのさ!!いらないって言ったのは..あんたらだろ。どっか行けよ...行ってくれよ!!」
7「何が分かるの?あんたは、何でも頑張ればできるとか、努力すればとか簡単にぬかすけどさ。
努力して裏切られるくらいなら、最初から努力しない方がいい。
変われなくたって、もういいんだ。
とにかく、この世の裏切りに、もう触れたくないんだ。」
8「どうして大丈夫だなんて言えるの?
…君だってどうせ裏切るんだろ?僕のことなんか放っておいてくれ。
もう人との関わりなんて、いらないから。」
9「ああ!あああ!!だまれ!だまれ!
あんたなんかに僕の何が分かるんだよっ!
何も分かってくれないくせに。
毎日毎日学校に行け学校に行けって…!
ふざけんじゃねぇよ!!
僕だって、行こうとしたよっ…!
なんで分かってくれないんだよ!
うう、うう…あああ!!
もう捨てろっ!捨てろよ!
もう、僕なんか、いらないだろ…」
10「苦しい、苦しみよ。でも、どうすることもできないんだよ…。
もう、どうしたら良いのかなんて分からない。
教えてくれよ。僕はどうしたら良いんだよ。」
11「ちがう…ちがう。一人がよかったんじゃない。人が怖くて、恐ろしくて…一人でいるしかできなかったんだ。」
12「ああああ!!!黙れ黙れ黙れ!!!俺は弱くない!!弱くない弱くない弱くない!!嫌だ。嫌だ!!もう傷つきたくないよ…嫌だ嫌だ嫌だああ!」
13「僕なんかに生きている価値なんて無いよ…。外に出れなくなったあの時から、そんなこと分かってるんだ。
…そんな僕に、外に出ろ?冗談じゃないよ。…外に出れなくなったのは…お前達大人のせいだ…!
今更…僕に構わないでよ…。」
14「君に私の何が分かるの?
辛いだろなんて、私の何を理解して言ってるの?
もう、私のことなんか放っておいて…迷惑なの!!」
15「べつに、僕はこのままでいい。変わりたいなんて思わない。僕みたいな駄目な奴なんて、世界から必要となんてされてない。
頑張って外に出たからって、どうなるっていうの?
どうにもならないよ。もう、それならいいでしょ。
僕なんかいなくたってさ。」
16「たすけて…たすけて…僕は何にもできない。履歴書の長所欄に描くことなんてなにもないんだ。こんな僕、嫌いだ。もういっそどこかに消えてしまいたい。」
17「僕には、生きる意味なんか無いんだよ。信じてたのに。恋人も友達も…仕事すら無くなって…もういいんだよ。こんな人生…終わってるんだからさ」
18「どうせ君には分からないよ。僕の辛さなんて、分かりっこないんだ。…もういいからあっちに行ってくれないかな?…目障りなんだよ。」
23ニート「世間があぁだこうだって…ほざいてんじゃねぇぞクズ。
そーやってほざいても許されるのはなぁ、世間でちゃーんと生きて、働いて、やっていけてる真っ当な奴等だけなんだよ。
世間がどーのこーの言う前になぁ、テメェが変われって事だよ。
いくら俺等世間に見離された雑魚がほざいたってなぁ、世間は変わってくれやしねぇんだよ。
(まぁ、俺も人の事…言えた口じゃねぇんだけどよ。)」
24ニート「う、うるさいなぁ!!ニートだって…ニートだって生きてんだ!!
い、生きる価値が無いなんて…誰が決めた!
お、お…俺たちだってなぁ!!人間なんだよ!!」
25「なんでも思い通りになるのは…金持ちだけだ。
金持ちじゃない凡人どころかそれ以下の、その他大勢である俺の願いなど神が聞き入れるわけがない。」
26「此処も…此処も…此処も違う…。私には…何処にも居場所なんか無い。
ねぇ。誰か!!…助けて…。
私の居場所を見つけて…。
私が…生きていてもいい場所を…私に下さい…。」
……何も変わらない。僕が死んだところで…僕が消えたところで…この世界は何一つ変わらず回り続ける。まるで…僕なんか最初から存在しなかったかのように……。」
28「いい加減に立ち直れ…?
立ち直るっていうのは、そんなに簡単で単純なモノじゃない。殴られた傷は癒えない。愛されるべき人から愛されなかった僕は…人の温もりなんて知らない。
人は…黒い塊。出会う度に、僕に向けるのは白くて冷たい目だ…。
君も同じ…僕が立ち直る姿しか好まず、視界に入れようともせず、…現状の僕を愛そうとしない…。
現状の僕が愛されないのなら…少し立ってみたところで世間は変わりはしない…。
僕はそれをちゃんと分かってるんだ。……僕を孤独にしたのは…僕の母親とこの世間のせいだ。
もう…放っておいてくれ…。」
29引きこもり(死への恐怖)「毎日毎日…どこかで…誰かさんが死んでいる。
毎日毎日…誰かさんの命日で……生物は全て…死ぬために生まれてくるのだと誰かさんが言った……ああ…この世に生まれるんじゃ無かった…。
もしも生まれ無ければ…死に怯える事だって…死ぬ事だって…無かったのに。」
30引きこもり「帰って良いよ。…もう帰って良い。君の良い人ごっこにも、質問ごっこにも…もう飽きたんだよね。これからどうやって生きるのか?…じゃあ聞くけどさぁ、君はどうやって生きてるわけ?どうやって立って、どうやって息してるわけ。
もう、僕は立つ事を諦めたんだよ。…立つ事の強要には応じない。」
でも、もう君は此処には居なくて…此処にあるのは、ただただ続く静寂(せいじゃく)と、冷たく僕を包み込む空間だけ。
…ねぇ、君は今何処にいるの?
今は此処ではない他の場所で、僕ではない他の人にその笑顔を向けているの?
あぁ、…なんて此処はつまらないんだ。」
ああ、そうか。私消されるんだ。こんな世界に消されていくんだ。……まぁいいか。こんな世界に生きていても仕方がない。…世界が消えろと言うのなら、喜んで消えてやる。」
34引きこもり「この世界は汚れている。救い用の無い程に。でも、それに負けじと私という人間も汚れている。…だからもう、良いんだ。
この世界が、こんな世界が私にはお似合いだから。」
35引きこもり"助けても言えない"「いらっしゃい。久々にお客さんなんて来ました。もう、外の世界の人達は、私の事を見捨てたのかと思っていました。…でももう良いです。…もう疲れました。…もう、"助けて"って、そんな言葉も言えないくらい…私は疲れてしまったんです。」
36「所詮価値の無いモノなんだから、このまま消えてしまえばいいと思う。
それも駄目と言われるのなら私はどうしたらいいの?」
37引きこもり「上には上がいる。…そんな事はずっと前から分かってた。
…分かってた…はずなのに…。
不思議なものだよね?分かってたのに、いざ目の当たりにすると…こんなにも悔しくて…恐ろしくて、自分の事を無価値な人間だとすら感じれるようになるんだ。
…なんか…長い間、僕の事を崇めていた人達の姿や形…声すらも僕には今、音をたてて崩れていくハリボテの様に見えるんだ。
…僕は負けた。もう天才でも何でもない。
ただのゴミクズ。不要品なんだ。」
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どうして?理由なんてない。
無理しないで?無理なんてしてない。
いっそのこと朝食のサンドイッチの具材になって食べられてしまった方がよっぽど人の為になれるのかも。
……気持ち悪い。世界なんてもう要らない。命なんて要らない。
誰とも関わりたくない。
いっそのこと死んでしまいたい…。」
39努力の意義「ど、どうせ僕のことなんか…!
皆もう見捨てているんです…。
そ、それなのに頑張る必要なんて、努力する必要なんて、どこにあるっていうんですか??
教えてください…。僕の努力の意義は?まだあるんですか?」
40「どうせ、助けてくれなかったじゃないか?
僕が声をあげたところで、一体誰が助けてくれたって言うんだよ!?
いたなら教えてくれよ…。
いくら僕が助けてと言ったって、引きこもりの泣き言だとあしらったくせに、!ふざけるな!!!」
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