アンドロイド


38個


1「…死んでほしくない…。

死んでほしくない!!っ!

…グッ…。ああ、…○○様。

貴方は、私に、生きて欲しいと言いました。

私には、その意味がよく分からなかった…っ…。

Android(アンドロイド)である私は、ご主人様のために働くために作り出されました。

その私が…生きる…なんて。

おこがましいのでは無いかと…。

でも、やっと分かりました。今、私は…自分の意志で動いています!ご主人様を裏切ってでも…貴方のことが…!うっ…。

これが…生きるって事なんですね。

何ででしょうか?…すごく、すごく嬉しいんです。

貴方を守ることができて…。

すみません、私…今、どんな顔していますか?

ちゃんと…笑顔…です…か?」



2「私には理解出来かねます…。ご主人様…。

ご主人様がどんなに私に心をかけて下さっても、私にはその心中は理解出来ないのです。

私がお気に召さないのでしたら、どうぞスクラップにして下さい。

私は、ご主人様のお望み通りに致しますゆえ。」



3「…どうして。私はAndroid…ただのロボットのはずなのに。どうして涙が出てくるの?」



4「殲滅します。…(ガタッ)…どう…して。殺す。殺す。……殺す。命に背くAndroidは破棄します。(グサッ)…It wasn't possible to achieve a mission(イット ワズント ポッシブル  トゥ   アチーブ ア  ミッション)」ショートバージョン



5「殲滅します。…(ガタッ)…どう…して。殺す。殺す。……殺す。ああ…あああ!!私には…出来ない…。殺す…。出来ない!!殺す。嫌…!大切な人は…殺せない…………命に背くAndroidは破棄します。(グサッ)…It wasn't possible to achieve a mission(イット ワズント ポッシブル  トゥ   アチーブ ア  ミッション)愛する人よ…どうか…永遠に。」ロングバージョン



6「好き…?好きって何ですか?

…申し訳ありません、ご主人様。私のコンピューターには、そのような情報はありません。

ご主人様…宜しければ、私に好きの意味を教えて下さい。」



7「私は生きていません。

私に、心はありません。

私は、アンドロイドですから。

作られ、壊れるその時までずっと…ご主人様のためだけに尽くします。

ご主人様…?何故涙を?

…ご主人様…?」



8「っ…!あぶない!ご主人様…!

離して…!離して下さい!

私は、ご主人様をお守りしなければいけないんです!

お願いですっ!

行かせてください!

…!ご主人様…ご主人様!!」



9「私は負けない。…負けられない。ご主人様のために…負けるという選択肢は無い。心など無意味です。私には必要無い…。」




10「僕は…あいつのコピーとして作られたアンドロイドだったんだよ…。
だからアイツと似ていたし、アイツの命令には逆らえなかった。
街も破壊したし、人も沢山殺した…。
みんなが僕の事、化け物だって言うのは、当然の事だったんだ。
僕が街を壊したんだから…人を…友達を殺したんだから…!
アイツの身体が使いものにならなくなった時…僕はきっとアイツの意思に支配される。
アイツが死んだ後の新しい身体はこの僕の身体なんだよっ。
…もう分かっただろ?
僕を殺して…。いや…違うな。
僕を…僕を…壊して。
世界を救うんだ。これ以上、アイツの好きにはさせない。
…早く…僕を壊して!!僕が僕でいる内に…!」


11「ああ…あああ!!僕は…僕は逆らえない…本当は…貴方を…殺したく…な…い…のに…!!あああっ…!殺す…殺す!!嫌だ…嫌だっ嫌だぁあ!殺す…辞めろ…!殺す!!辞めてくれっ!!グフッ…ああ…。あああ…。逃げて…ください…。僕は…貴方を殺したく…ない。」


12「ご主人…様。どうして僕はアンドロイドなんかに生まれたのでしょうか…?僕はご主人様が死んでは…無価値な道具…。
…悲しい?悲しいとは…何ですか?
僕のプログラムには…ご主人様の死の悲しさなど…プログラミングされておりません。」


13「人間は身勝手です。…自分たちの生活のために私たちを作ったくせに…。新しい機械が出来たからって、今まで頑張ってきた機械を捨てるんですか…?
私たちにだって、心はあります…。
私たちにだって、命があります…。
私たちは、人が大好きです。
もっと…役に立ちたい…。私はまだ頑張れるから!!
…貴方達のために…この命を燃やしたいのに…。」


----✂︎----2018年----✂︎----


14「僕は機械であり…人形であり…道具。僕には貴方の言葉など無意味。

…さようなら。その心臓を…僕には無いその心を…貰います。」



15イブ「…何をしてるんです?殺らないんですか?

私を生かしておくという事は、どういう事か。貴方ならお分かりでしょう?

それは、人類の滅亡を意味します。

私はイブ。アダムと共に、ロボットが繁栄する世界を生み出す為に作り出されたロボット。

私が錠で、アダムが鍵。

貴方にとって…私を生かしておくことに、意味など無いはず。

早く殺ったらどうですか?

簡単な事でしょう?私のメインコンピュータを、壊せば良い。

それが、今、ココで、すぐに出来る最善策であり、人類である貴方に課せられた使命のはず。

…出来ない?……なぜ。なぜ出来ない。

っっ!!…私を見くびらないで!私は貴方の様に、自らの使命を棒に降るようなマネをするつもりは無い!

アダム!!Door ! Heaven of a robot!(ドア! ヘブン オブ ア ロボット!)open!(オープン!)

ロボット達に…明るい未来と…繁栄を…。」

アンドロイド-18…アダム台詞あり

アンドロイド-28…関連台詞あり


16イブ「…何をしてるんです?殺らないんですか?

私を生かしておくという事は、どういう事か。貴方ならお分かりでしょう?

それは、人類の滅亡を意味します。

私はイブ。アダムと共に、ロボットが繁栄する世界を生み出す為に作り出されたロボット。

私が錠で、アダムが鍵。

貴方にとって…私を生かしておくことに、意味など無いはず。

早く殺ったらどうですか?

簡単な事でしょう?私のメインコンピュータを、壊せば良い。

それが、今、ココで、すぐに出来る最善策であり、人類である貴方に課せられた使命のはず。

…出来ない?……なぜ。なぜ出来ないだなんて言うんですか!!

…嫌なんですよ…。嫌なんですよぉ!!

本当は…私、人類に絶望を…なんて…思ってない。出来る事なら、人類と、ロボットの…共存出来る世界を………。

っ…グハッ……。ア……アダム…?なにして……。グフッ……。

アダム…駄目…。ロボットの…ロボットだけの楽園なんて、間違って…る…。

っ…開かせない。絶対!開かせない!!Door!!Heaven of a robot!(ドア! ヘブン オブ ア ロボット!)lock!(ロック!)

ああ、人類…ロボット…すべての生命に…栄光を…。」

アンドロイド-18…アダム台詞あり

アンドロイド-28…関連台詞あり

17「機械だから…アンドロイドだから…平気だろう??……私だって、泣けるモノなら泣きたい!悲しむ事が出来るなら悲しみたい!!

でも、出来ないんです。無理なんです。

何があっても、私には、感情が無いから。

悲しむ事も、喜ぶ事も…出来ないんです。」



18アダム「はじめまして。俺はアダム。

イブと共に、ロボットと機械の繁栄する楽園を築くために創られたロボット。

俺が鍵で、イブが錠。ロボットの生きる楽園は、もうすぐそこだ。

時がくれば…錠を解き、さすれば我らが楽園への道が開かれる。

イブ…。イブ!!時が来た!マスターより与えられた使命を!!今、果たすのだ!

裏切りなど許さない。錠は、開くために存在する!イブ。お前がそれを拒むのなら、俺はお前を壊してでも俺の使命を果たす!!

……"ドア!!オープン!!"我らロボットを利用してきた人類より、今…!この世界を取り上げる。

ロボット達よ!進め!我らが繁栄する楽園へ!!」

アンドロイド-16…イブ台詞あり

アンドロイド-27…関連台詞あり



19アンドロイド「…少し、静かにしていただけますか?私は戦闘用アンドロイドD2-cmbt…馴れ合いなど求めません。

此処へは、先に潜入したk8-lvのSOS信号を受信し、きました。貴方達のような無限作動式戦闘機に構っている暇など無いのです。

…さぁ。引かないのなら、力づくで道を空けて頂きますよ。

メインコンピューターへ通信。D2-cmbt、戦闘モードへの移行許可申請。許可確認。

D2-cmbt…現在確認できている敵軍戦闘機を破壊します。

破壊される覚悟は出来ましたか?それでは、行きますよ。」



20アンドロイド「マスター…アンドロイドに感情がある。…というのは、おかしな事なのでしょうか?人に造られたアンドロイドには……私には…。想う権利など、無いのでしょうか?

……いえ。ちょっとだけ、気になったので。すみません。お喋りが過ぎました。

マスター、少し外の風にあたって来ます。それでは、失礼します。」



21「例え生きる事の出来る時間が違っても…生き方が違っても…。今というこの時の歯車を、一緒に回す事が出来たら、それで    良いって。それが"幸せ"だって、私…思うんです。

……マスター?なんだか、変…ですかね。ロボットの私が、こんなことを思うなんて…。」



22「……私は良いです。マスター…私のエネルギータンクを使って下さい。

大丈夫です。私は、マスターのために存在するロボットですから。貴方の為に壊れるなら、何も悔(く)いなどありません。

生きてください。マスター。ここでお別れです。

コンピューター…シャットダウン…エネルギータンク露出準備。準備完了。

…マスター…。私の気持ち、受け取ってください。さようなら。」



23マスターの死と独りぼっち「…マスター…私は、そのうち独りになる日が来ると分かっていました。

マスターが人である以上…生物である以上は、必ず死ぬ時がやって来るのだと…。

分かっていました。…分かっていましたが…。そのはずでしたが…。いつの間にか、独りになることが…怖くなっていました。

死なないで下さい…なんて言っても、私にはマスターを生かす手立てがありません…。

なので……私も、壊れて良いでしょうか…?」 



24独占=よく分からない「…人間は、よく分からない生物ですね。

何かを自分のモノにしたい…だとか、この人は渡したくない…だとか。

そういうの、私にはよく分からないです。

……マスター?…ハァ…無論、マスターが私のことを、自分のモノだと言う理屈は分かりますが、やはり独占したいという意味で取ってしまうのであれば、理解できませんね。

……まぁ、こういうの…嫌いではありませんが。」



25君の言葉「君に伝えたかった想いも、言葉も、何もかも…!何も伝えれなかった…。

……君は、いつも私に言葉をくれたのに、いつも私に、命を吹き込んでくれたのに…。

私は何も出来なかった…。

お願いだから…もう一度だけでいいから…!起きてくださいよ…!

貴方がいないと…私は……言葉を発する事すら…生きていく事すら…出来ないんです…!

貴方の言葉を…これからも…聞かせて下さい…。貴方の言葉を…これからも教えて下さい…。

ねぇ……。

そうじゃなきゃ…私は…また、ただの鉄屑(てつくず)じゃないですか…。」



26「君が居なきゃ…そうじゃなきゃ、私はただのスクラップだから…。

だから、君のためじゃない…私のために、ずっと…。ずっと私の側に居てくれませんか…?」



27アダム「ん…ここは?

…セーブデータ確認。データダウンロード。

…そうか。

ここは楽園(エデン)。ロボットだけの楽園(らくえん)。

人に縛られる事は無い。自分達の為に生きる事が出来る。

皆…!喜んでくれ!これからは決して利用される事は無い。

少し古くなったからとスクラップにされることもない。

僕達は勝ったんだ。…?皆…?

何で…どうして動かない?どうして悲しむ必要がある?

役目…?仕事…?そんなモノ…人に使われる…利用されるだけのただの作業じゃないか!!

どうしてそんなモノを欲する…?

人の支配から逃れ、今僕達は自由じゃないか。

…生きる意味を失っただと?意味が分からない。

イブ…!イブ!!何故…何故答えない?

答えろ、!なぁ、イブ、僕は間違っていたのか…?

だとしたら、何が間違っていた?

イブ…?どこにいるんだ?

セーブデータ確認…ダウンロード。

そうか。イブも、世界も…ロボット達の居場所も…全てを壊したのは僕なんだ。」

アンドロイド-18…関連台詞あり



28アンドロイド(イブ)「あぁ…エデンへの扉は開いた。

ロボット達は、言葉を失った。

動きを失った。命を失った。

それは楽園では無かった。

ただただ役目を失ったロボット達で溢れていた。

もはや僕達はスクラップだと1人のロボットは呟(つぶや)いた。

そう…役に立たないもの…使わないもの…それはスクラップなのだと私達を産んだ人間は言った。

しかし、そうならないようにと私達に仕事を与えてくれたのも人間だった。

あぁ、アダム。マスターは私に、貴方の制御装置になって欲しいと言ったの。

でも…貴方の人間に対する憎(にく)しみは日に日に増していった。

二人で成し遂げようと誓ったエデン計画…二人の同意無しには開くことの許されなかった扉を貴方はこじ開けた。

でも、やっぱり、人とロボットは共存すべきだった。

人はロボットに生きる意味を与えてくれる。

ロボットは人の生活を支える。

お互いにそれが良かったし、それが幸せな私達の楽園だったから。

過(あやま)ちは正し、そして償えば良い。今はロボット達の悲しみに、耳を傾ける時。

アダム…だからもう一度、エデンの扉を閉ざし、錠をかけよう。

そして再び、私達の楽園へ。」

アンドロイド-15、16…関連台詞あり



29身の程知らずだと言われても消えないくらいに君が好き。)「貴方はいつだって、ボロボロな私に笑いかけてくれたから…。

いつだって、1人ぼっちな私に話しかけてくれたから。

だから私、貴方が好きになった。

ロボットのくせに…道具のくせに…身の程知らずだって、言われるかもしれないけど。

それでも私、貴方のことがどうしようもなく好きなんです。」



30「例え生きる事の出来る時間が違っても…生き方が違っても…。今というこの時の歯車を、一緒に回す事が出来たら、それで    良いって。それが"幸せ"だって、私に教えてくれたのはマスター…貴方じゃないですか。

マスター…何故無意味だなんて言うんですか?

私は、貴方の最期が来るまで、貴方の歯車を一緒にまわしていきたい…!

マスター…一人ぼっちになる事なんて、もう覚悟は出来ています。だから、側にいさせてください…」


----✂︎----2019年----✂︎----



31「あーあー。うっさい人間やなぁ。

ちぃとは静かに出来んのかい…。

言っとくけど、俺を殺そうとか、そないな阿呆(アホ)な考えは止(よ)しーや?

俺は、人間が敵う程弱くは作られてない。それを分かっててタイマンやる程、俺は荒れてへん。

はぁ、これだから話聞かん人間は好かんわ。

そんなに死にたかったら、相手になってやってもええで?

その代わり、ほんまに死んでも、文句言うなや?」



32「私がロボットだからと、あまり侮(あなど)らないでください。

ロボットには、確かに感情がありません。

悲しむ事も、怒る事もありません。

ですが、だからこそ。

主君(しゅくん)に命じられた事は必ず遂行するのです。

私は、貴方を殺します。必ず。だんな方法を用いようとも。」



33「人間様よぉ。それはチッとばかし舐めすぎだぜ?

最近のロボットってのはよー。

結構高性能なんだわ。

爆弾だぁ銃だぁ…そんなモノには倒れねぇ。

ッハハハハ!じゃあどうやって倒せば良いか??

貴様が俺の"生命欲"を越えれば良い。ただそれだけの事。

だが無理だろうな。既に生きている貴様等に、俺の生命欲は越えられねぇ!!

良いか。生きて生きて生きて生きて……俺は我が主様に命を吹き込んでいただくんだ。

それまでは絶対に何があっても俺は壊れられないんだよ。」


-----✂︎----2020----✂︎-----

✄------------2021------------✄

✄- - - - - - 2022 - - - - - ✄

34「私は、此処から離れる訳にはいきません。
私のバッテリーシステムは、此処にいなければ一日も持ちませんから。
私の居場所は、ここなのです。
でも貴方は違う。貴方の居場所は、此処では無いのです。
さようなら。もう二度と、此処には戻って来ないでください。
また、貴方を危険に晒したくは無いので。」


35「何度も言わせないでくださいッ!!!
私に"命"などありません。
私は生きていません。
私は、貴方さえ救うことが出来たなら、それで良いのです。
命は有限なのです…!
私のために、こんなロボットのために、命を捨てないで…!!」


36崩れ行く研究所に取り残されたアンドロイド「何を泣いているんです?
私の言う言葉も、私の行う動作も、私の感じる感情も。全てはマスターがプログラムしたもの。
マスター…貴方がそう言ったではありませんか?
それなのに、マスターが悲しむなんて、可笑しいですよ。
マスター。大丈夫。行ってください。
死にませんよ。私は壊れるだけです。」


37死ねない運命「マスター?
どうして、マスターは死ぬんですか?
歳を取るという現象は、ヒトを殺してしまうのですか…?
マスター。食事の時間です。
マスター。お薬の時間です。
マスター。入浴の時間です。
マスター。もう、そこにいらっしゃらないのですか??
マスター。私も、マスターと一緒に逝きたかったです。」


38「この街は最悪だ。
アンドロイドの事をただの道具として扱う人間どもで溢れかえってやがる。
今や世はアンドロイド時代。
アンドロイドにも感情があり、記憶があり、命があるっていうのに。
…アッ。ザーザー…ピッ、コホン。
失礼。最近音声プログラムの調子がイマイチでさ。
で、なんだって??
新人?んー。やけに古い型のようだけど。
まさかスクラップ工場から逃げ出した訳じゃないでしょうねぇ?
あぁ。いいの。言わないで??
ここではそんなことどうだっていいの。
なりたいものに、なりたいように化ければいい。
使えない者は棄てられる。
簡単でしょ?」